建物の出入口で見かける「たわしマット」、商品名は「タンポポマット」と判明 名前の由来は?
学校の靴置き場などあちこちで見かけるあのマット――なんでそんなほんわかした名前なの!?
学校の靴置き場など建物の出入口で全国的に見かける、たわしの素材を使ったひし形模様のマット。この商品名が「タンポポマット」であるというツイートが先日話題になりました。え、なんかすごくほんわかした名前……!
当該のツイートはすでに削除されていますが、製造元であるテラモトの公式サイトを調べると確かにマットの名前は「タンポポマット」。網目のワイヤーに茶・緑・ピンクのたわしを挟みこんだデザイン、「雪落としや粗土砂落としのロングセラー」の紹介文からして、玄関などでよく見るあのマットに間違いありません。にしても色や形もそこまで似ていないのに、どうして“タンポポ”マットと呼ぶのでしょう。
テラモトの営業部に確認してみたところ、商品開発時に「全国津々浦々の道端に咲くたんぽぽのように、全国各地でこの商品が愛用されるよう(花開くように)」との思いからこの名前を付けたとのこと。ちなみにひし形の模様はタンポポではなく、見た目を華やかにするためのデザインだそうです。
タンポポマットは1951年(昭和26年)に発売。土足のまま出入りする洋風建築が増えた一方で、まだ霞ヶ関ですらも道路の舗装が進んでいなかった昭和20〜30年代、泥落とし・霜落とし用マットとして爆発的にヒットしました。こうした時代背景もあって、「道端の土のあるところに咲くタンポポのように、舗装されていない道のあるところにマットを敷いて使ってほしい」という願いも商品名には込められたそうです。なんてほっこりする由来なんだ、タンポポマット。
道路の舗装が進んだため一時の勢いはありませんが、現代でも泥のグラウンドや庭のある学校などでは根強く使われているとのこと。時代が変わっても長く愛されるところにまた、あらゆる環境下で咲く“タンポポ”の名がふさわしい気がします。
(黒木貴啓)
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