マスコットなのに「ニート」呼ばわり 不人気だとイジられ倒す「Jリーグマスコット総選挙」今年も開催!

ゆる〜い仁義無き戦い。

» 2015年02月04日 17時31分 公開
[珠里 友,ねとらぼ]

 2月28日にサッカー「FUJI XEROX SUPER CUP 2015 ガンバ大阪 vs 浦和レッズ(日産スタジアム)」の試合が開催されるのですが、ある意味、試合以上に盛り上がるイベントが用意されているのをご存知でしょうか? マスコットの人気、不人気っぷりが白日の下に晒されてしまう「Jリーグマスコット総選挙」の結果発表があるのです!

画像 Jリーグマスコット総選挙

 ネット投票によってJリーグマスコットの頂点を決めるという点は多くの総選挙と同じですが、このマスコット総選挙には隠れた秘密があります。それは「下位になってしまったマスコットは徹底的にイジられる」というもの。例えば、第1回で32位だったサンチェ(サンフレッチェ広島)は、クラブから「四流」「ゆとりグマ」などと罵られて契約打ち切りを通告された挙句、禁じ手である「整形」(大幅なモデルチェンジ)を施されるという大事件が起こりました。

 第2回ではJリーグの中でも古参のマスコットである、レディア(浦和レッズ)がまさかの最下位を獲得。マスコットなのに出現回数が稀で、ホームゲームで愛嬌を振りまくと思いきや、何をする訳でもなく、ブラブラしているだけという習性から「二―ト」呼ばわりされる始末。圧倒的地味さとレアさ加減がフィーチャーされ、一躍人気者(?)になりました。

画像 マスコットらしからぬ無気力さで「グッズの方が働いている」と言われるほど

 おまけに、たまにレディアが現れたときには高確率で雨が降るといういや〜なジンクスも。昨年も会場内でのんびり過ごしている姿が目撃されたそうですが、果たして順位は伸びるのでしょうか……?

 このほかにも、マスコットにあるまじきメタボ体型のヴェルディくん(東京ヴェルディ1969)や、鳥のくせに厨房に立って鶏唐揚を調理するギラン(ギラヴァンツ北九州)など、個性豊かなマスコットがたくさんいます。

画像 第2回総選挙で1位に輝いたヴィヴィくん(V・ファーレン長崎)。可愛さを凝縮した愛くるしい姿が大人気。右がワイルドさをウリにしている個性派マスコットのギラン

 上位陣の結果も気になる所ですが、下位に沈んだマスコットがどのようにイジられ、再起を図るのかにも注目が集まるこの総選挙。投票期間は2月1日から23日午後5時までとなっています。

珠里 友

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