見てもいいんですよ? 写真展「パンチラ2015」開幕

記者も参戦「自分の性癖を晒すみたいで照れる///」が、それも醍醐味。

» 2015年02月09日 17時07分 公開
[林健太ねとらぼ]

 パンチラをテーマにした写真展「パンチラ2015」がスタートしました。会場には写真家・イラストレーターらによるパンチラ作品が計約50点、1階にはA4サイズまでの当日参戦者の作品が、2・3階にはA2サイズまでの本戦参戦者の作品がそれぞれ展示されています。偶然の瞬間を再現した正統派パンチラあり、パンモロじゃねーか!とツッコまずにはいられない作品あり、キラキラした幻想的なパンチラありと、パンチラ好きもそうでない人もトキメかずにはいられない作品ばかりです。

パンチラ2015 会場1階

 初日となった9日は平日の月曜日にもかかわらず、開場から4時間で約300人ほどが訪れたそうです。浅草橋の路地裏が、ものすごい熱気に包まれていました。来場者は、カップル、男性グループ、単独女性などさまざまで、作品を見ながら「あるある」「こういうの理想!」「こんなパンチラありえねー。でもいいな(笑)」と、話しながら盛り上がっているグループも。

 パンチラに対する思い出や理想は人それぞれ、作品をとおして、お互いの性癖がチラリとこぼれている風景は、それ自体が作品になってしまっていました。

パンチラ2015パンチラ2015 会場外観と階段。階段でのパンチラ撮影は厳禁

 1階の記念撮影ブースでは、主催者の1人ナマダさんのパンチラ撮影用スカーツ付き等身大パネルが用意されていました。記者もまわりの目を気にしつつ、スカートを片手で持ち上げて撮影していたら、ナマダさん本人から「めくりますか?」と声をかけていただきました。まさか本人にスカートをめくってもらうとは……。

 ナマダさんは、パンチラについて「老若男女共通の、うれし恥ずかし奇跡体験だと思います。恥じらいの思想が発達している日本ならではの感覚かもしれませんが、世界に羽ばたいて欲しい日本の奥ゆかしい文化です!」とも語っていました。

パンチラ2015パンチラ2015 記念撮影ブース
パンチラ2015パンチラ2015 ナマダさん

 ちなみに、実は記者もこの写真展に参加しています。1階の何か全体的に赤い写真です。撮影プランを考える過程では、自分の頭の中にあるパンチラに関する思い出、理想、希望、夢、逆にパンチラる側の感覚にも思いを寄せました。また、他人のパンチラ作品がどうなるのかも気になり、自分の作品がパンチラ愛を刺激できるのか、苦しい日々がずっと続いていました。

 他の写真家も同じような思いだったのか、話を聞いてみると「どこまでやっていいのか、他の人がどんなパンチラ撮ってくるのか、プレッシャーでしたよ」など、それぞれ葛藤があったようでした。撮影裏話も人それぞれ。

「冬の屋外撮影だったので、ちょうどいい風がなかなか吹かなくて苦労しました。風が強すぎると髪の毛や顔がちょっと乱れすぎるし、弱すぎるとパンチラが弱い。顔とパンツをいったりきたり、そのバランスと寒いなかどこまで待つかで」

 会期中、会場には作家も在廊している時間も多いそうです。作品を楽しみつつ、そういった話をして楽しむというのもよいのでは?

パンチラ2015パンチラ2015 左)会場の目印。右)記者の作品はこのカードの下

 パンチラ2015は、東京都台東区浅草橋のレンタルギャラリー「Photons Art Gallery」にて2月9日から15日までの10時〜20時に開催。展示作品を集めた写真集(A5フルカラー64ページ、1000円)も販売中。

林健太

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2407/24/news014.jpg 庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
  2. /nl/articles/2407/25/news017.jpg 「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
  3. /nl/articles/2407/26/news151.jpg イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
  4. /nl/articles/2407/25/news012.jpg 夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
  5. /nl/articles/2407/25/news007.jpg 水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
  6. /nl/articles/2407/25/news138.jpg 「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
  7. /nl/articles/2407/25/news050.jpg 「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
  8. /nl/articles/2401/26/news015.jpg スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. /nl/articles/2407/26/news119.jpg 工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
  10. /nl/articles/2407/26/news008.jpg 外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
先週の総合アクセスTOP10
  1. プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
  2. 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
  3. 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
  4. 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
  5. ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
  6. 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
  7. もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
  8. アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
  9. スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
  10. 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
  2. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  3. 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
  4. 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
  5. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  6. かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
  7. 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
  8. 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
  9. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」