ニュース
» 2015年02月16日 09時25分 公開

「アパルトヘイトを許容」 産経新聞の曽野綾子さんコラムに南ア駐日大使やNPO法人が抗議

アパルトヘイトを擁護しているとして産経新聞に抗議している。

[ねとらぼ]

 産経新聞に掲載された作家・曽野綾子さんのコラムが、アパルトヘイト(人種隔離政策)を擁護するかのような内容だとして批判を呼んでいる。

 コラムは2月11日に掲載されたもので、外国人労働者の受け入れについて触れ、「20〜30年も前に南アフリカ共和国の実情を知って以来」、人種によって居住を別にする方がいいと考えているとする曽野さんの意見が記されている。

 これに対してネットでは「差別的」との批判の声が上がり、Wall Street Journalなど海外メディアも「作家が移民と人種差別についてのコラムで騒ぎを招く」と取り上げた。

 南アフリカのモハウ・ペコ駐日大使は産経新聞社に「アパルトヘイト(人種隔離)を許容し、美化した」として抗議文を送付。NPO法人のアフリカ日本協議会も「国際社会から『人道に対する罪』と強く非難されてきたアパルトヘイトを擁護し、さらにそれを日本でも導入せよとの曽野氏の主張は言語道断であり、強く抗議いたします」とする抗議文を送付している。

アフリカ日本協議会の抗議文

 産経新聞の小林毅執行役員東京編集局長は「コラムについてさまざまなご意見があるのは当然のことと考えております。産経新聞は、一貫してアパルトヘイトはもとより、人種差別などあらゆる差別は許されるものではないとの考えです」とWebサイトでコメントしている。曽野さんは、アパルトヘイト政策を日本で行うよう提唱していないとし、「生活習慣の違う人間が一緒に住むことは難しい、という個人の経験を書いているだけです」と述べている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. 自分のことを“柴犬”だと思っている猫ちゃん!? 犬猫4きょうだいの息ピッタリな「いただきます」がお見事
  2. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  3. 仕事のLINEに「洗濯たたみましたほめてほめて!」 応募総数8000件の「LINE誤爆」最優秀作品が決定
  4. セーラームーンを自分の絵柄で描く「sailormoonredraw」チャレンジ 漫画家やイラストレーターの美麗なイラストが集まる
  5. ありま猛『連ちゃんパパ』がなぜか突然ネットで流行 「スナック菓子感覚で摂取できる地獄」など悪夢のような感想が集まる
  6. 特別定額給付金の郵送申請は「給付対象者」欄を要チェック うっかり給付金を「希望しない」に印をつけていませんか?
  7. 「家出少女を保護して数年」 有吉弘行、HKT48現役時代から投稿してきた指原莉乃との2ショットをまたも更新(2年ぶり4回目)
  8. 母「とりあえず離婚したよ」 ハッシュタグ「あなたに来たとんでもないLINE」に衝撃ツイート続々
  9. 存在しないはずの“むつ小川原コイン”の謎を追う 「陸上自衛隊で購入した」情報提供者が出現、八戸駐屯地を取材
  10. 「とがったツイートは問題視していません」 小湊鐵道公式Twitter担当者なぜ解任? 小湊鐵道に聞いた