あの日見た駄菓子の名前をぼくはもう知ってる 「だがしかし」枝垂ほたるちゃんが好きっ!:あのキャラに花束を
忘れない夏の日と、たわわな胸。
DO YOU LIKE 駄菓子? 子供の頃誰もが食べたであろう、大好きだったであろう、駄菓子。そんな「駄菓子」をこよなく愛するバリかわいい女の子がいたらどうしますか? 絶対仲良くなりたいよね! あー、駄菓子の話したいなー、女の子としたいなー。
と思ってたら、いました。駄菓子大好きガール。コトヤマさんの漫画「だがしかし」(→試し読み)のヒロイン、枝垂ほたるちゃんです。
その女、ミステリアス
主人公の鹿田ココノツ曰く「2次元から出てきたみたい!」。真夏に似合わない黒ストのゴスロリっぽい衣装に、巨乳。艶っぽくもミステリアスな流し目に、巨乳。なびくリボンの凛々しい姿とお嬢様口調に、巨乳。
古めかしい駄菓子屋に、突然都会的(?)な子が現れたら、そりゃ驚きますよ。実は彼女はお菓子会社の娘。こよなく駄菓子を愛し、世界一のお菓子メーカーを作ることを夢見る少女です。口を開けばいつでも駄菓子の話。ふと思いついて駄菓子の聖地(生産工場)まで飛行機でひとっ飛びするくらいの駄菓子好き。世間のことは全然知らないっぽいくせに、駄菓子のことなら大体知っている。
「だがしかし」は基本、うまい棒、キャベツ太郎、モロッコヨーグル、ねるねるねるねなど、みんな知っている駄菓子のウンチクを解説する漫画。ココノツやその友人に対して、枝垂ほたるが駄菓子博士役として紹介していきます。
たとえば「こざくら餅」が昔何個入りだったか知ってる? チューブいりの飲み物駄菓子の正式名知ってる? 「セブンネオン」の食べ方覚えてる?
ぜ〜んぶかわいい(そして巨乳な)枝垂ほたるちゃんが教えてくれたりくれなかったりします、やったね!
だが、しかしこの少女ただものではない。
しかし、ほたるちゃんどうにもテンションがおかしい。駄菓子が「好きすぎる」ゆえに、奇行が非常に多いです。
駄菓子のためなら、なにをしでかすかわからない。多分あんまり考えていない。それがほたるちゃん。神出鬼没にして、行動は不可解。
ところが、そこに妙にときめく。土足で日常にのしのし踏み込んでくるもんだから、びっくりしてしまう。まあ、ココノツも時折迷惑がる。でも入り込んでくるのがゴスロリ超絶美人(巨乳)で、裏表ない駄菓子大好き人間で、満面の笑顔だったら? そんなん、思春期の男子になら嬉しいに決まってるじゃん。当たり前じゃん。
「日常が出会いで大きく変わる」「異性のことがわからなくて困惑する」「不思議とときめく」。ほたるちゃんとの出会いは、ちょっぴり……ものすごく変だけど、夏の思春期男子の夢、そのもの。ボーイ・ミーツ・ガールってこういうことだ。
あの日見た夏の思い出
普段は衣装をきっちり決めているほたるですが、意外と脇が甘い一面も。どろんこに転げ落ちたり、水着でフラついていたり、ブラが透けたり。羞恥心はすっぽり抜け落ちています。上のラジオ体操のシーンも、変な帽子なのはさておき、あきらかにブラつけてないパジャマ姿での登場。ときめき度数、120%。早起きしてよかったー!
とんちんかんな言動だけでなく、ちょっと上から目線なほたる。世間知らずでお菓子しか知らないご令嬢だからこそです。ところが「女王さま系」の子ではない。物言いはきついけど、中身はとっても無邪気で、嘘偽りが一切ない。いろいろ駄菓子業界的な陰謀があったはず、なんだけど、そんなのほっといて駄菓子と、ココノツとの生活にのめり込んでいます。
彼女側には恋愛感情は一切ありません。ココノツはというと、ちょっとドン引きする部分と、なぜか惹かれる淡い思いが同居します。
描かれているのは中学生の夏。ずっと夏。眩しい日差しの中、まばゆい笑顔で突然現れ、消えていく。ほたるはまるで陽炎のような存在です。 駄菓子が「楽しくておいしい」を基調につくられているように、ほたるも「楽しくてかわいい」。ぴったりじゃないか。
もし小・中学生の時に、ほたるちゃんののような子に出会っていたら、ぼくらはどうしていたのだろう。やっぱり「なんだこいつ」と奇異の目で見続けていたのかな。それとも告白して玉砕していたのかな。いやいいんだ。こうして漫画を開けばほたるちゃんに会えるのだから。ぼくらはこの漫画を開けば、いつだって中学校の夏休みに行けるんだ。
(たまごまご)
関連記事
- あのキャラに花束を:これは発明である アニメ「ダンまち」このヘスティア様のひもがすごい!
アニメ本編より「例の紐」の話題でもちきり。 - 虚構新聞・社主UKのウソだと思って読んでみろ!第35回:だがしかしそれがいい ハイテンション駄菓子マンガ「だがしかし」のヒロイン・ほたるさんが残念美人すぎて困る
棒きな粉を一気食いしてむせる、子ども用ビールを飲んで本当に酔っぱらう……。これは久々の大型残念美人登場の予感! - あのキャラに花束を:「がんばるぞい」だけじゃないんだぜ 童顔キュートな情熱家、「NEW GAME!」涼風青葉ちゃんは今日もお仕事がんばるぞい!【PR】
働くお嬢さんは好きですか? - あのキャラに花束を:守りたい、9歳の君のこと 「夜ノヤッターマン」ロリンジョことレパード様にひれ伏せ!
あなたの行くところなら、どこまででも。 - あのキャラに花束を:OK、真っ先にぶった斬ってくれ! 人の頭を叩き割る実戦刀 「刀剣乱舞」同田貫正国に男惚れ
これ少年漫画のノリだー! - あのキャラに花束を:もうこいつがヒロインでいいよ! 話題沸騰「アイドルマスターシンデレラガールズ」武内Pが人気な理由
仏頂面三白眼の無口なプロデューサーが、男女ファンの心をわし掴み中。 - あのキャラに花束を:日本の3D技術はケツに集約されたのです 釘宮ボイスとケツのコントラスト、「楽園追放」アンジェラ・バルザック
このケツをもみたい2014年、ダントツ1位。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」