大阪にある家具専門店「ウンコちゃんの家具屋さん」が想像以上にウ○コだった!(2/3 ページ)

» 2015年07月18日 21時00分 公開
[青山ゆずこITmedia]

「ウンコちゃんの家具屋さん」になったワケ

 そもそも、店名が「ウンコちゃん」になったのには関西ならではの理由がありました。「ウンコちゃんの家具屋さん」代表取締社長・大町さんは、こう語ります。

「まだアウトレットという名が一般的じゃなかった時代、関西の一部の家具業界の間では展示品やB級品などの家具を『ウンコちゃん』と呼んでいたんです。例えば『あめちゃん』のように関西人はよく名詞のあとに“ちゃん”付けして呼ぶ。そこで私たちも新品家具店としての創業にあたり、『ウンコちゃんの家具屋さん』という強烈なインパクトもありつつ、可愛らしい屋号にしたのです」

 ちなみに、お店のトラックも黄色のウンコちゃんで統一しているのだとか。


画像 お店のトラック。細部までこだわっています

 ウンコちゃんのイラストが描かれたトラックは、よーく見ると空飛ぶウンコちゃんから何かがポロポロと。関西圏ではTwitterやブログなどでよく「あの車は何?」と目撃談が飛び交うほど話題も沸騰中だとか。吹き出しには「なめたらあかんで!」と書かれていますが、……うん、多分一生「なめる」ことはないと思います。

ウンコちゃんといえど、店内はスタイリッシュなアメカジ風

 ノリとインパクトに圧倒されていましたが、店内を見渡すとロックなテイストの家具やアメカジ風のセレクト家具、またはビンテージテイストの家具など、真面目にかなりお洒落です。


画像 カウチソファや天蓋付ベットなども格安

画像 アメカジ風な店内には若い世代のお客さんも多い

画像 ウンコちゃんなのにカッコいい

画像 最大で7割引きの激安家具も

ウンコにかける、若きイケメン店長の熱き思い

 「真面目に格好悪いことをしていれば、そのうちそれがカッコよくなるんです」と熱く語るのは、先ほど店名の由来を教えてくれたウンコちゃんの家具屋さん代表取締役社長(店長)の大町さん。


画像 店長の大町さん

「創業当時は業界でも驚かれたり、笑われたりといろいろありました。メーカーにも相手にされなくて、納品した商品にリアルに猫の“ウンコちゃん”が付着していたことも……。でも昔の苦労があるから、今がある。お店に来てくれたお客さんが『ウンコちゃんってカッコいいじゃん』と言ってくれて、口コミでも大勢のお客さんが来てくれています。細部までウンコちゃんにこだわるのは、大阪人魂というか、『やるならとことんまで面白くしたい』というノリでしょうね。真面目にふざけて、突き抜ければそれが格好良くなるんです。いつか『家具といえばIKEA、ニトリ、……ウンコちゃん!』と言ってもらえるくらいになりたいですね(笑)」

 「真面目にふざける、突き抜ける」「格好良い空間作り」がモットーの大町店長。毎朝大声で唱える社訓だって、ちゃんと真面目にふざけてます。


画像 店長に続いて従業員も大合唱

画像 突き抜けたカッコよさ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/22/news018.jpg 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. /nl/articles/2411/22/news184.jpg 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. /nl/articles/2411/24/news040.jpg 海で“謎の白い漂流物”を発見、すくいあげてみると…… 2億1000万再生された結末に「本当によかった」「ありがとう」【チュニジア】
  4. /nl/articles/2411/23/news031.jpg スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
  5. /nl/articles/2411/24/news029.jpg 難問の積分計算をホワイトボードに書き置きしておいたら……? 理系大学での出来事に「かっこいい」「数字でつながる感じいいな」の声 投稿者にその後を聞いた
  6. /nl/articles/2411/22/news087.jpg 「うおおおおお懐かしい!!」 ハードオフに3300円で売っていた“驚きの商品”が140万表示 「ガチのレアモンや……」
  7. /nl/articles/2411/24/news058.jpg 夫妻が41年ぶりに東京ディズニーランドへ→“同じ場所”での写真撮影時に「キャストの粋なサポート」明かす
  8. /nl/articles/2411/23/news025.jpg 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  9. /nl/articles/2411/23/news029.jpg カマキリを操る寄生虫「ハリガネムシ」食べてみた 未知すぎる“衝撃的な内容”に震撼 「正気を疑う」「鳥肌立ったわ」
  10. /nl/articles/2411/24/news011.jpg ミスドのディグダを買おうとしたら…… とんでもなく疲れていそうな見た目に「悲壮感がすごい」「朝帰りのディグダ」と46万いいね
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた