先祖や故人がお墓でビールジョッキを飲む? カメヤマの食べ物そっくりローソクがお盆の対話にぴったり
大関ワンカップにさんまの焼き物、どら焼き……おいしそうなローソクを供えてご先祖様とコミュニケーション!
ビールジョッキ型のローソクに火を灯すと中身だけが溶けて減り、まるでご先祖様がビールを飲んでいるみたい。神仏具を扱うカメヤマから、食べ物や飲み物にそっくりなローソクと線香「コラボ・好物シリーズ」が販売されています。お盆にお墓へ供えて、先祖や故人と対話して盛り上がりたくなるデザイン。
ラインアップは60種類。ウイスキーやワインといった飲み物、さんまの焼き物やプリンアラモードなど食事・デザートも充実しており、いずれも食品サンプルのように本物らしくて食欲をそそります。なかには日本酒「ワンカップ大関」や大分麦焼酎「二階堂」、日清食品「カップヌードル」など、企業商品とコラボしたものも。ペット用にキャットフード「黒缶」のローソクもあって、供養先の好物が何かしら見つかりそうです。
ビールやカップ麺など器があるものはガラスやプラスチックなど素材を変え、なかのローソクだけが溶ける仕組みに。供えた相手が好物を飲み食べしているような光景がおもしろいです。また「黒缶」に火をつけるとカツオぶしのような匂いが、不二家とコラボした「ミルキー」線香は甘い香りが漂うなど、モチーフの香りもするようになっています。
なぜこのユニークな神仏具が生まれたのでしょう。「若い人の供養離れが進む今、亡くなった人と対話する時間をもっと持ってほしかったので、興味がもたれそうな“変わり種”のデザインにしてみました」と、カメヤマ担当者。2009年にビール型ローソクを「故人の好物シリーズ」として販売したところ、ジョッキのなかが減る様子が故人とコミニケーションをとっているようだと好評を博しました。そこからコラボ商品など種類を増加。今年4月からは普段使いや外国へのお土産用にも購入できるようにと「コラボ・好物シリーズ」にリニューアルしました。
今では食べ物のお供えを禁止するお墓もあり、そうしたところもローソクなら大丈夫だと評価されているそう。江戸時代から一般庶民に広まったとされるお盆の風習ですが、供養も現代ならではの新しい形が生まれているようです。
「コラボ・好物シリーズ」は公式オンラインショップ「kameyama candle house」ほか、全国の仏壇仏具店で販売中。
(黒木貴啓)
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