猫にも労働のチャンスを! 下北沢のコワーキングスペースが猫限定の運営スタッフ募集をして猫の手を借りようとする
給与はキャットフード換算で勤務中に随時支給。
東京都・下北沢にある、部室をコンセプトにしたゆるい雰囲気のコワーキングスペース「BUSHITSUシモキタザワ」が、猫限定で運営スタッフを募集しています。保護者である飼い主の勤務中や外出中に猫を預かり、その間に運営スタッフとして主に接客業務を担当してもらう予定だそうです。
「BUSHITSUシモキタザワ」は7月末にスタッフが退社。接客を担当するスタッフの人数が足りなくなってしまい、まさに猫の手も借りたい状況に。社内で「本当に魅力的なスタッフとは何か」という「真剣」な協議をした結果、「お客様に愛される存在であることが第一である」との結論に到達。「(愛される存在であれば)猫でも構わない…いやむしろ猫を雇いたい!」との思いから、猫のスタッフ募集を行うことになったのだそうです。「真剣」とはいったい……。
スタッフとして本採用された猫のポテンシャルとモチベーションを最大限に生かした勤務形態を適応し、猫にとって理想的なワークライフバランスを考慮した働きやすい職場作りを目指すとのこと。採用ページには「ご自宅で半ばニート化している猫の皆さま、社会と関りを持ち、勤労の喜びを知るチャンスです」とあります。猫のニート化? 解せぬ……。
採用対象は保護者である飼い主に了承を得た猫限定で、飼い主不在や飼い主の了承を得ていない猫、そして人間の採用は見送るそうです。
対象となる猫は満1歳(人間でいう20歳)以上歓迎で、勤務日数は週1回以上(応相談)。給与はキャットフード換算で勤務中に随時支給されます(応相談)。選考は「BUSHITSUシモキタザワ」か「スタンバイ」の採用ページから応募し、面接、仮入社を経て、本採用されるということです。
(笹原新之介)
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