ニュース
» 2015年10月22日 12時00分 公開

ノーベル文学賞受賞のアレクシエーヴィチ氏、群像社刊行の書籍3点の版権を引き上げ

「出版社が有する権利が消失しているため」と代理人から通達。

[西尾泰三,ねとらぼ]

 2015年のノーベル文学賞を受賞した、ベラルーシの作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチさん。群像社から刊行されている彼女の書籍3点が、新たに増刷できないことを群像社が自社サイト上で発表しました。

群像社のサイトに掲載された説明文

 これは、アレクシエーヴィチさんの著作権を管理する代理人からの通達を受けてのこと。理由は、「出版社が有する権利が消失しているため」とのこと。

 対象となるのは「ボタン穴から見た戦争」(2000年刊行)、「死に魅入られた人びと」(2005年刊行)、「戦争は女の顔をしていない」(2008年刊行)の3点で、同社が保有している在庫がなくなり次第、販売終了となります。

 同社は、「アレクシエーヴィチの作品は、今後、あらたに版権を取得した出版社から刊行されることになると思います」としており、自社刊行の書籍でなくとも、アレクシエーヴィチさんの作品を読んでもらえるのは、最初に刊行した出版社としても喜ばしいことだと結んでいます。

 なお、Amazonのランキングでは現在、「死に魅入られた人びと」がロシアの地理・地域研究カテゴリで、「戦争は女の顔をしていない」がロシア史カテゴリで、それぞれ1位となっていました。

死に魅入られた人びと戦争は女の顔をしていない Amazonのサイトではカテゴリランキングで1位に

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2007/13/news009.jpg 犬「わーい!」飼い主「あああああ!!!」 全力で泥水に突っ込むゴールデンレトリバーに絶叫する飼い主が面白い
  2. /nl/articles/1808/22/news101.jpg 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  3. /nl/articles/2007/11/news038.jpg 「これは神の料理ですか!?」 レンジで作る「豚肉と大葉の茄子サンド」がうますぎて無限ビール案件
  4. /nl/articles/1809/03/news057.jpg 「稟議=りんぎ」「消耗=しょうもう」ではない? 現代人には分からない“漢字の本来の読み方”
  5. /nl/articles/2007/12/news005.jpg 子猫におっぱいをあげるオス猫さん……! 子猫がやってきて母性が目覚めた猫ちゃんのエピソードにほっこり
  6. /nl/articles/2007/12/news038.jpg 査読時に「ポンコツ博士でごめんね」と泣く 論文が受理されるまでの苦悩描いたパネル「ろんぶんができるまで」が学者あるあるで泣けて笑える
  7. /nl/articles/2007/12/news028.jpg 総額いったい何十億円だこれ!? 米クルマ好きおじさんが公開したガレージがドリームすぎる 億超えスーパーカーずらり
  8. /nl/articles/2007/13/news127.jpg 「お前を消す方法」でおなじみの“Excelイルカ”、最新版でも予想外の場所で生存が確認される 「なつかしい」「再雇用枠か」
  9. /nl/articles/2007/13/news002.jpg 子どもにジュース買おうとしたら「わたしたち無課金勢なので」と断られる 善意が理不尽となって返ってくる「耐え子の日常」ー子ども&動物編ー
  10. /nl/articles/2007/12/news007.jpg 愛猫と「何かが通じた…!」と感じる瞬間 猫との会話を楽しむ飼い主の漫画に共感の嵐