「クジラの上でガッツポーズ」写真、批判受け受賞を辞退 「命を何だと思っているのか」と怒りの声やまず

クジラの死骸の上に立ってガッツポーズをしている写真でしたが……。

» 2016年03月16日 11時53分 公開
[ねとらぼ]

 北海道立オホーツク流氷科学センターは3月15日、批判が寄せられていた写真コンテストの最優秀賞作品について、本人が受賞辞退を希望したため「該当作品なし」にしたと発表しました

 問題となっていたのは、同センターが主催した「オホーツクの四季写真コンテスト」の最優秀賞作品「征服」。打ち上げられたクジラの死骸の上で男性がガッツポーズをしているという写真で、発表後「命を何だと思っているのか」「神経を疑う」など、撮影者や主催者を非難する声が殺到していました。


画像 問題となっていた作品(コンテストの結果発表より

画像 当初の選評は「海岸に流れてきた? クジラに載ってヤッタゼ! と言った得意のポーズの青年! 滅多に見られない作品作りに成功されたと言ってよいでしょう」(コンテストの結果発表より)※編集部の判断で応募者の名前は伏せています

 同センターはこれを受け、「審査の判断基準が明確ではなく、自然や環境を研究する機関でありながら、それらへの配慮や認識が欠如していた点を原因と考え、多くの方に不快な思いをさせてしまい、猛省しております」とサイトでコメントを発表。また寄せられた意見を受け、審査員と応募者にそれぞれ事情を説明したところ、応募者本人が辞退を希望したため、最優秀賞は「該当作品なし」にしたとしています。


画像 最優秀賞は「該当作品なし」に(北海道立オホーツク流氷科学センターのサイトより

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」