「スター・ウォーズ」や「ゴジラ」のポスターを手掛けた巨匠・生頼範義の展覧会が開催決定

明石市立文化博物館にて、4月16日から5月29日まで開催。

» 2016年03月26日 07時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 「スター・ウォーズ」や「ゴジラ」シリーズをはじめとする映画ポスターや、平井和正作品の表紙などで知られるイラストレーター、生頼範義(おおらいのりよし、「らい」は旧字)。その作品を集めた展覧会「生頼範義展 THE ILLUSTRATOR ―スター・ウォーズ、ゴジラを描いた巨匠の軌跡―」が、氏の生誕地である明石市の、明石市立文化博物館にて開催される。

 生頼範義は、SF誌に発表した「スター・ウォーズ」のイメージイラストがジョージ・ルーカスに認められ、「帝国の逆襲」のポスターイラストを正式に依頼されたほどの人物。展覧会では、彼が病没するまでに描いた作品のなかから、特に代表的なものが展示される。


アルタイアー 〈SFアドベンチャー〉 『アルタイアー』 徳間書店 1981.9 (C)生頼範義

幻魔大戦2 『幻魔大戦2』 平井和正 KADOKAWA 1980.3 (C)生頼範義

日本沈没 『日本沈没』 京都沈没 2006.7 (C)2006 映画「日本沈没」製作委員会

三国志 『吉川英治全集 三国志』 孔明 吉川英治 講談社 1966 (C)生頼範義

太平記 『太平記 巻ノ壱 百鬼夜行』 (森村誠一) KADOKAWA 1991.10 (C)生頼範義

MM2 『マッドマックス 2』 ワーナー 1981.12 (C)1982 Warner Bros.Entertainment Inc.

 展覧会の開催期間は4月16日から5月29日まで。観覧料は大人1000円、高校生以上は700円で、中学生以下は無料。前売りもしくは20人以上の団体料金は2割引となっている。大人1200円、高校生以上960円の特典付き前売り券も、4月1日より館内にて先着200人限定で販売。こちらは宮本武蔵柄の手ぬぐいが付属する。

 特別企画も用意されており、開催初日となる16日の11時からは、生頼範義の長男にして画家のオーライタローのトークショーが開催。また、4月29日の14時からは、特撮作品のイラストで知られる開田裕治のトークショーも催される。これらトークショーの参加には、ハガキかFAXかメールによる事前申し込みが必要となっている。


(沓澤真二)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/11/news074.jpg 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”の家族に反響 ジュノンボーイの幼少期が香取慎吾似?【コンテスト特集2024】
  2. /nl/articles/2501/11/news011.jpg 「こんなおばあちゃんになりたい」 1人暮らしの93歳が作る“かんたん夕食”がすごい! 「憧れます」「見習わないといけませんね」
  3. /nl/articles/2501/12/news004.jpg 「やばいやばい」 ブックオフに990円で売っていた“まさかの掘り出し物”に大興奮 「ラッキーすぎる」
  4. /nl/articles/2501/10/news070.jpg 中2長女“書店で好きなだけ本を買う権”を行使した結果…… “驚愕のレシート”が1300万表示「大物になるぞ!!」「これやってみよう」
  5. /nl/articles/2501/11/news081.jpg 夫が“23歳年下”の51歳女性、パートナーのため“若々しく激変”した姿にスタジオ驚愕&絶賛の嵐 相手も「マジっすか!?」「めちゃめちゃキレイになって……」
  6. /nl/articles/2501/13/news061.jpg 西城秀樹さんの21歳長男、「微笑んだ顔がパパとそっくり」「若い頃のパパに似てきた」と話題【注目の“二世タレント”】
  7. /nl/articles/2501/12/news018.jpg 【ハードオフ】たった“1650円”のジャンク品を持ち帰ったら…… “まさかの結末”に仰天 「中古店は宝の山」
  8. /nl/articles/2501/12/news008.jpg 「ドラクエ3」を楽しみに帰宅した夫、玄関で見つけたのは…… 妻の粋な計らいに「惚れてまうやろおおおお」
  9. /nl/articles/2501/11/news014.jpg ドクダミを抜かずにハサミでカット→1週間後…… 思わぬ発見続々、驚きの結果オンパレードに「これは凄い」
  10. /nl/articles/2501/12/news036.jpg 犬を乗せてドライブ→病院を通り過ぎると……? “素直すぎる反応”に「かわいすぎるやろがい」「頭いいですね!」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  2. ハードオフに1650円で売られていた“まさかの掘り出し物”→修理すると…… 見事な復活劇に「相場が上がってしまうw」
  3. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  4. 北海道の用水路で“巨大な外来魚”を捕獲→さばいてみると…… 中から出てきた“ヤバすぎる物体”に大興奮「ずっと釘付け」
  5. 【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
  6. 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  7. 幼稚園の「名札」を社会人が大量購入→その理由は……斜め上のキュートな活用術に大反響 2024年に読まれた面白記事トップ5
  8. 米津玄師、紅白で“205万円衣装”着用? 星野源“1270万円ネックレス”も話題…… 「凄いお値段」「びっくりした」
  9. 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  10. サバの腹に「アニサキス発見ライト」を当てたら……? 衝撃の結果に「ゾワっとした」「泣きそう」と悲鳴 その後の展開を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」