「ルノワール展」が喫茶室ルノアールやキルフェボンとコラボ 代表作「横たわる裸婦」も魚のムースに変身
ルノワールの名画が、これぞ印象派といわんばかりに料理に変身。
4月27日から国立新美術館(東京・六本木)で、19世紀印象派の代表画家であるピエール・オーギュスト・ルノワールの展覧会「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」が開催されます。記念して「喫茶室ルノアール」「キルフェボン」など複数の飲食店とのコラボキャンペーンが決定しました。
六本木のフレンチレストラン「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」では、ルノワールの絵画をモチーフにした特別メニューを5月10日〜27日に提供。ルノワールが生涯熱心に取り組んだ裸婦像の1つ「横たわる裸婦(ガブリエル)」を魚のムースで再現した「白身魚とサーモンのムースリーヌ ブーダン仕立て」など、まさに印象派といわんばかりに名画のイメージを料理に落とし込んでいます。展覧会のチケット付きの特別ランチコースは1人6030円(以下すべて税込、手数料別)。
国立新美術館3階にあるレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」では展覧会期間中(休館日を除く)、ルノワールが生前愛していた料理にちなんだメニューを用意。ルノワールの妻アリーヌの得意料理であったブイヤベースや、ルノワールが好んで食べたという仔牛肉のシチューなどをコースで堪能できます。ランチコース(前菜・魚料理・デザート・コーヒー・パン&リエット付き)が5184円、これに肉料理が加わったディナーコースが7344円。
またカフェチェーン「喫茶室ルノアール」は店名がルノワールに由来しているということでめでたくタイアップ。銀座2丁目店、銀座松屋通り店、六本木ラピロス店、日本橋郄島屋前店、上野しのばず口店では、「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」を描いたコースターを用意。来店した当日にルノワール展へ持参すると観覧料金が100円引きになります。また同店の半券を提示すると一部ドリンクが50円引きになるサービスも全店で展開します。
そして旬のフルーツをふんだんに使うことで知られるタルト店「キル フェ ボン」も、4月27日〜5月30日にルノワール展とタイアップしたケーキを発売します。実施店舗はグランメゾン銀座、青山、東京スカイツリータウン・ソラマチ店、横浜の4店。さらにグランメゾン銀座店では4月21日〜5月30日にルノワールの世界観を楽しめるパネル展も開催。ルノワール展公式サイトで詳細が4月上旬に公開されますが、あの豪勢なタルトとルノワールの作品がどのようにコラボするのか期待が高まります。
ルノワール展は4月27日から8月22日まで開催、休館日は毎週火曜日(5月3日、8月16日は開館)。開館時間は10時から18時まで(金曜、8月6日、13日、20日は20時まで、入場は閉館の30分前まで)です。観覧料は一般が前売1400円、当日1600円。
(黒木貴啓)
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