愛知教育大学が「化物語」を教科書に指定 昨年は「ソードアート・オンライン」
担当教員はやはり広瀬正浩さん。
» 2016年04月06日 21時15分 公開
[ねとらぼ]
国文学の教科書に「ソードアート・オンライン」(川原礫)を指定して話題になった愛知教育大学で、2016年度は「化物語」(西尾維新)を題材にした授業が行われます。担当教員は同じく広瀬正浩さん。
広瀬さんは日本文学・ポピュラー音楽の専門家で、以前から1・2年生向けに「ソードアート・オンライン」の授業を行っています。今年は「化物語(上)」を教科書にして現代日本文学の研究をすることに。
授業名「国文学演習BI」の目的は、「化物語」の読解を通じてテクスト分析の方法を習得し、現代の日本文化や社会に対する批評意識を形成できるようにすること。「化物語」は、実在する場所を舞台としながらも極めて虚構性が強い小説なため、“虚構を通じて現実が照射されることの意味”について考える良い題材なのだそうです。
広瀬さんは西尾維新作品を読み込んでいるようで、過去にはプレゼンに「憑物語」の一節を引用し、忍野忍の話し口調をまねて朗読したこともあるそうです。
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