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» 2016年04月11日 21時10分 公開

幻となったテクノスジャパン作品か? ジャンク基板から謎のNEO-GEO用ゲームが発見される

まるで考古学的発見のようなロマン。※追記

[沓澤真二,ねとらぼ]

 ネットオークションで購入したジャンク品のゲーム開発用基板から、未公表のゲームのデータを発見。そんな考古学的発見のような話が、海外のNEO-GEOファンサイト「NEO-GEO.COM」の掲示板に投稿されました。


NEO-GEO.COM 未知のゲームの発見を伝える、NEO-GEO.COMのスレッド

 事の始まりは、スレッドの投稿主であるNeoTurfMastaさんが、日本のヤフオクでNEO-GEOの開発用基板を購入したことから。基板はジャンク品ながらフラッシュメモリが付属しており、ゲームデータの解析ができないかと期待していたようです。


基板 NeoTurfMastaさんが購入した基板(画像はNEO-GEO.COMより)

フラッシュメモリ 基板に付属していたフラッシュメモリ(画像はNEO-GEO.COMより)

 フラッシュメモリに残っていたデータを解析すると、中にはテクノスジャパン開発の対戦格闘ゲーム「超人学園ゴウカイザー」と題されたデータが。しかし調査してみると、中身はタイトルと異なる、NEO-GEOマニアすら見たこともないような未知のゲームでした。NeoTurfMastaさんは開発機材上でプレイできる状態までデータを修復し、プレイ動画をYouTubeで公開しています。

キャラクターの一部のモーションが描かれていなかったり、ドット絵が荒かったりと、ゲームは未完成

 ゲームの内容は、12人のキャラクターが戦う対戦格闘。各キャラクターにはカオス、ニュートラル、ロウの3属性があり、その選択によって戦闘スタイルが変わる仕様になっているそうです。また、同じステージでも朝、昼、晩、夜の時刻の変化がある、凝った背景も特徴的。


キャラクター選択 発見されたゲームのキャラクター選択画面。キャラクター下部に属性の表示が見られる(画像はNEO-GEO.COMより)

朝夜 背景の昼夜の表現が秀逸(画像はNEO-GEO.COMより)

 ゲームはある程度プレイできる状態とはいえ、タイトル画面が存在せず、詳細はまったく不明。データ名が「超人学園ゴウカイザー」であることから、テクノスジャパンのプロジェクトではないかと推測されます。掲示板には、「超人学園ゴウカイザー」と同時期に、「デスマッチ」と「ハイボルテージ12+1」の2タイトルが開発されていたといううわさ話も寄せられており、そのいずれかかもしれません。しかし、同社は1996年に倒産しているため情報を追えず、推測の域を出ません。

 NeoTurfMastaさんはこの謎のゲームを解析して公開し、いずれエミュレーターでプレイできるようにしたいとのこと。また、掲示板のメンバーが、ゲームの出自を探るため、元テクノスジャパンのスタッフとコンタクトをとっているそうです。



追記

 当時開発に関わっていたという人がTwitterでこのゲームについてツイートしており、それによると、「マネーアイドルエクスチェンジャー」などを開発していたフェイスの未発売タイトルではないか、とのこと。ただ、あくまで外注でキャラクターのドットを打っていただけで詳しいことまでは分からないそうです。








(沓澤真二)


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