「くまモン頑張れ絵」を発端のちばてつやさんも公開 生みの親の水野学さんも参加、応援イラストは2000超に
ちばてつやさん「熊本の被災地の皆さんや、今、救出のために、命がけで頑張っている人々に少しでも、心やパワーが伝わりますように」
Twitterで広がりを見せている、熊本地震の被災者に向け応援イラストを投稿するハッシュタグ「#くまモン頑張れ絵」。運動の発端となった漫画家・ちばてつやさんも、自身で製作したくまモンの絵を公式ブログで公開しました。
イラストは、ちばさんの代表作「おれは鉄兵」の上杉鉄平と動物たちが、傷ついたくまモンを囲んで「クーマーもんっ みんなそばにおるたーい」と熊本弁で励ましている内容。今年で77歳となったでちばさんは、くまモンの口と鼻を描いたマスクを顔につけながら、イラストを自ら両手で掲げる写真も投稿しています。
「#くまモン頑張れ絵」のきっかけは、4月16日にちばさんが公開したブログ。漫画家仲間の森田拳次さん(代表作:「丸出だめ夫」)から「我々マンガ家も何か応援しなくては」とFAXで送られてきた応援イラストを掲載したもので、これを見た「はじめの一歩」の森川ジョージさんが「漫画家の人、そうでない人、くまモン描いて励まそうよ」とTwitterで呼びかけました(関連記事)。
運動が始まってから3日目、「#くまモン頑張れ絵」には依然としてプロ・アマ問わず大勢から力作が。くまモンを手掛けたデザイナー・水野学さんも「少しでも力になれるならと、表情に願いと思いの全てを込めました」とイラストを投稿。編集者のたらればさんは作品をTogetterにまとめ続けており、現在まで少なくとも2000を超えるイラストが集まっています(※文末にまとめあり)。
ちばさんはこの流れに対し「マンガ家仲間やイラストレーターたちがTwitterやFacebookで連絡したり声をかけあって、また、それを見た子供たちも、くまモンを描きあっていると聞いて、とてもうれしいです」とコメント。「熊本の被災地の皆さんや、今、救出のために、命がけで頑張っている人々に少しでも、心やパワーが伝わりますように」と、被災地の人々へメッセージを送りました。
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