高橋恵子や宮沢りえのヌードも掲載 6月発売の「アサヒカメラ」増大号が"ヌードの90年"を振り返る

戦前から現代までのヌード写真史を、53ページに渡って特集。

» 2016年06月13日 22時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 朝日新聞出版のカメラ・写真の専門誌「アサヒカメラ」は、今年で創刊90周年。6月20日発売の「2016年 7月増大号」(980円、税込)で「ヌードの90年」と題し、戦前から平成にかけて、ヌード写真がどのように撮影されてきたか、53ページに渡って特集します。


アサヒカメラ表紙 「アサヒカメラ 2016年 7月増大号」表紙

 グラビアページは、野島康三が撮影した貴重な戦前の作品に始まり、土門拳、大竹省二、植田正治、立木義浩、沢渡朔ら、巨匠たちの名作が一挙公開。秋山庄太郎が撮影した若かりし高橋恵子(当時は関根恵子)のヌードや、篠山紀信による宮沢りえ写真集「Santa Fe」からのカットも掲載されます。

 企画記事は篠山紀信へのインタビュー。近年、自身で語ることはほぼなかった、その写真論が展開されます。


篠山紀信 篠山紀信インタビュー

 武田久美子の「貝殻ビキニ」で知られる渡辺達生、これまで数百点の写真集を手掛けた山岸伸、後進世代として2人を追う魚住誠一によるスペシャル座談会も収録。ヌード撮影におけるエピソードやテクニックなどが語られます。


座談会 スペシャル座談会

 写真評論家の上野修の検証による、戦前から1990年代までのヌード写真事情も。「ヌードは芸術か、わいせつか?」といった議論や、海外の事情が解説されます。ヌードを通じて時代ごとの流行や風俗が分かる、貴重な特集になりそうです。


(沓澤真二)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」