「弱虫ペダル」小越勇輝はドラマ版にも自信 原作リスペクトの棚澤監督、ビジュアル面でのこだわりも
都内で開かれたドラマ「弱虫ペダル」の製作会見の様子をお届けします。
7月5日、ドラマ「弱虫ペダル」の製作会見が都内で開催され、主演の小越勇輝さんをはじめとするキャスト13人と棚澤孝義監督が出席しました。

渡辺航さん原作の漫画「弱虫ペダル」は、秋葉原を愛するオタク少年・小野田坂道が、自転車で走る楽しさに目覚め、仲間たちとともに自転車競技にかける青春を描いた物語。コミックスは累計発行部数1500万部突破の大ヒット作で、アニメや舞台も注目を集め、今回ついに実写ドラマ化が決定しました。
自転車競技部のユニフォーム姿で会見に臨んだキャストたち。主人公・坂道の所属する総北高校のキャスト陣は既に撮影に入っており、坂道役の小越勇輝さんが「はじめましての人、舞台から引き続きの人、舞台には出ていても一緒にやっていなかった人もいて、どんな風になるんだろうなというのもあったんですが、うちのキャプテンの郷本さんとかがまとめながら、和気あいあいとスタッフさんも楽しくやっているよね」と現場を振り返ると、今泉俊輔役の木村達成さんも「3年生が現場の雰囲気を作ってくれてるなっていうのは、ありますね」と同調。すると、3年生のキャプテン・金城役の郷本直也さんがうれしそうに「ただいまご紹介にあがりました……」と自己紹介し、「初めはああでもないこうでもないって言いながら作っていたけど、雰囲気はすごくよかったですね」とコメント。総北高校の先輩後輩の仲の良さがうかがえる一幕となりました。
原作を大切にしているという棚澤孝義監督は、「原作に沿って、坂道と坂道が出会う人たちの友情を丁寧に描いていきたい」とコメント。キャストの髪のカラーリングにもこだわっているほか、劇中で今泉が乗る青のスコットや、坂道が千葉から秋葉原まで通うのに愛用したママチャリも、わざわざ作ってもらったと明かしました。ビジュアル面でもかなり気合が入ったドラマになっているようです。
今回のドラマは、キャストの多くが舞台版と同じ役で出演することが話題となっていますが、舞台とドラマの違いについて小越さんは、「舞台ではハンドルだけをもって自転車に乗る表現をしていたけれど、今回は本当のロードバイクに乗ってやるということで、個人的にも、皆で走るシーンも苦労して作っています。登場人物も増えて、女性陣との絡みや、学校にも生徒がいたりするのが新鮮で難しさでもある。でも、そういう掛け合いがすごく楽しい」とコメント。
一方、クランクイン前だというライバル校・箱根学園のメンバー。気性の荒い“運び屋”こと荒北靖友を演じる鈴木拡樹さんは、「舞台ではインターハイ3日目までやりきることができて、自分の中では目標を達成して役を演じ終えたんですが、こうしてまた思ってもいない角度から荒北と走れる機会をもらえたので、もう一度一緒に走れる時間を大切にしたい」と意気込みを語りました。
真波山岳を演じる植田圭輔さんは、「小越勇輝演じる坂道とは、舞台で一緒に出ているんですけれど、最初のシーンはやっていないので、やっとちゃんと出会って物語が始まるのが、僕の中ですごく感慨深い」と語りました。さらに「こいつ(小越さん)人見知りで、最初俺に懐いてこなかったんで、嫌われてるのかと思ってたんですが、最近、来てくれるからかわいいなと思って。頑張ろうな」と小越さんに声をかけると、恥ずかしそうに「はい……」、まさに内気な坂道ばりのかわいらしさでした。
また、自転車部のマネジャー・寒咲幹役の桜井美南さんと幹の友人・橘綾を演じる野口真緒さんに、「ここにいる中で誰がタイプ?」と質問が投げかけられると、男性陣がざわざわする中、桜井さんは「いつもプリッツ食べながら見守ってくれているお兄ちゃん(幹の兄・寒咲通司=安里勇哉さん)、野口さんは「荒北さん(鈴木拡樹さん)。強く言う人が好きなので」と回答。これを聞いた鈴木さんは照れつつも「ハートが強いんですよ。本当は優しいんです。理解してくれている人がいてうれしい」と喜ぶシーンもありました。
終始、仲良しムードに包まれた今回の会見。最後は小越さんが「クランクインするまで不安もたくさんあったんですけれど、キャストやスタッフのチームワークで楽しく撮影が進んでいます。つながったときにどういう作品になるかは、まだ僕も見えていないんですけれど、ドラマでしか出せない『弱虫ペダル』のよさが出せると思う。最終話までケガなく“安全第一”で撮影をしていきたい」と締めくくりました。
ドラマ「弱虫ペダル」は、BSスカパー!で8月26日21時から放送開始予定です。
(田下愛)
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やったああああ!
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