日刊SPA!「最強のヤレる酒は日本酒」で炎上 番組で取り上げたTOKYO MXも批判の的に

日本酒への風評被害含めて非難轟々(ごうごう)です。

» 2016年09月08日 20時50分 公開
[藍乃ゆめITmedia]

 日刊SPA!が9月4日に掲載した「女性の“お持ち帰り率”がアップするお酒は? テキーラがNGなワケ」という記事が「準強姦罪を推奨・幇助しているのでは」と問題になっています。また、この記事をニュースとして紹介したTOKYO MXにも批判が集まりました。


問題になっている記事 問題になっている記事(「日刊SPA!」公式サイトより)

TOKYO MX「バラいろダンディ」公式サイトより ニュースコーナー中のランキングの中で紹介(TOKYO MX「バラいろダンディ」公式サイトより)

 問題の記事では「本当にデートでヤれる酒」というテーマで、30代の“ヤリ手”サラリーマン17人に取材。テキーラは強すぎて自分へのダメージが大きい、ワインはどれくらい飲んでいるかを女性に把握されてしまう――などの視点から、どんな酒が“お持ち帰り”しやすいかを紹介していました。結局、最終的にはおちょこで気軽に注げて、アルコール度数も高い日本酒がもっとも“ヤれる酒”であるとの結論に。

 しかし「お持ち帰り」「ヤれる」など直接的な書き方は避けているものの、実質的には「どんな酒なら女性を泥酔状態にさせ、性的行為に持ち込みやすいか」が記事の主眼であり、ネット上では「お持ち帰りじゃねぇよ、強姦だろ」「強姦マニュアル」などと批判を浴びる形に(睡眠・酩酊状態にある女性を姦淫した場合「準強姦罪」に問われることも)。加えて、9月5日にはTOKYO MX「バラいろダンディ」でも話題のニュースとしてこの記事を取り上げたため、「こんなレイプの推奨がテレビで流れてんのか」「紹介したテレビも共犯」など物議をかもしていました。また日本酒のイメージが損なわれるとして、一部では日本酒への風評被害を懸念する声も。








日本酒を勧める文面 日本酒を勧める文面(「日刊SPA!」公式サイトより)

 この炎上に対し、編集部ではどういった意図で記事を掲載・紹介したのか、「日刊SPA!」と「バラいろダンディ」に取材を申し入れていますが、日刊SPA!からは9月8日19時時点で回答はなし。TOKYO MX広報からは「状況把握をしてから回答します」とのことでしたが、同じく9月8日19時時点で回答は得られていません。


藍乃ゆめ


関連キーワード

日本酒 | TOKYO MX | 性暴力 | 批判 | テレビ | 非難


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」