ニュース
» 2016年10月07日 16時17分 公開

ゴジラが上陸したらどうするの? 環境省のリアル尾頭さん”自然環境局野生生物課課長補佐”に話を聞いた

あれは獣害ってレベルじゃないらしい。

[イッコウ,ねとらぼ]

 7月29日に公開され、記録的な大ヒットとなった映画「シン・ゴジラ」。劇中では長谷川博己さん演じる主人公・矢口蘭堂をはじめ、さまざまな人物たちの活躍が描かれていますが、中でも人気なのが市川実日子さん演じる環境省自然環境局野生生物課課長補佐・尾頭ヒロミ。市川さんが環境省広報誌に登場するなど今なお注目を集める尾頭さんですが、実はこの環境省の役職は実在。今回、実際の環境省自然環境局野生生物課課長補佐であるナカシマさん(男性)に話を聞いてみました。


シン・ゴジラ 環境省広報誌にも登場(環境省のサイトより

 環境省自然環境局野生生物課は、さまざまな生物に関する問題を扱っており、ワシントン条約に関する問題や希少野生生物の保護、野生生物による獣害や外来生物の問題などを、課長補佐として取りまとめているというナカシマさん。実際に「シン・ゴジラ」も見たそうで、その感想について「とても面白かった。役所のことを細かいところまでよく調べていて、かつ上手にデフォルメされていた。おかしい所は全く無かったし、むしろ『自分たちであればどうするのだろう』と考えさせられた」と語っています。なお、ゴジラ上陸は“獣害”にあたるかを聞いてみましたが、「あれはもはや獣害のレベルではない」と説明。やっぱそうですよね。

 実際に飲み会などでも「シン・ゴジラ」に関する話題はあがっていたそうで、「法律的な目で見るとゴジラをどういう生物として扱うのかが大きな問題。鳥ではないし、魚でもないし、かといって哺乳類でもない。人の手によって持ち込まれたものでないため“外来生物”としても扱えないし、動物愛護法も対象外。現状の法律ではどういう分類になるのか分からないが、一応“両生類なのではないか?”ということになった」と語っていました。ゴジラ、お前両生類だったのか。


シン・ゴジラ ゴジラ「どうも、両生類です」

 実際にゴジラが出現したら、尾頭ヒロミさんのような仕事をすることになるのか聞いたところ、「防衛に関する部分は何もできないが、確かに生物の調査は行うかもしれない。ただし、環境省には動物の生態や保全態学などに詳しい人材はいるが、尾頭ヒロミさんは放射線や動物の体の構造にまで詳しかった。こういう能力を持つ人は環境省の中でも非常に珍しい」と語っていました。


シン・ゴジラ まぁ、攻撃だけが華じゃないですから(環境省のサイトより

関連キーワード

ゴジラ | 環境省 | シン・ゴジラ | 両生類 | 動物


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

先週の総合アクセスTOP10

  1. 鳥取砂丘から古い「ファンタグレープ」の空き缶が出土 → 情報を募った結果とても貴重なものと判明 ファンタ公式も反応
  2. 「モンストのせいで彼氏と別れました」→ 運営からの回答が“神対応”と反響 思いやりに満ちた言葉に「強く生きようと思う」と前向きに
  3. 「この抜き型、何ですか……?」 家で見つけた“謎のディズニーグッズ”にさまざまな推察、そして意外な正体が判明
  4. 人間に助けを求めてきた母犬、外を探すと…… びしょ濡れになったうまれたての子犬たちを保護
  5. 幼なじみと5年ぶりに再会したら…… 陸上選手から人間ではない何かに変わっていく姿を見てしまう漫画が切ない
  6. ブルボンの“公式擬人化”ついにラスト「ホワイトロリータ」公開 イメージ通り過ぎて満点のデザイン
  7. 「幸せな風景すぎて涙出ました」 じいちゃんの台車に乗って散歩するワンコのほのぼのとした関係に癒やされる
  8. 「遺伝ってすごい」「足長っ!」 仲村トオルの“美人娘”ミオがデビュー、両親譲りのスタイルに驚きの声
  9. 猫「飼い主、大丈夫か……?」 毎日の“お風呂の見守り”を欠かさない3匹の猫ちゃんたちがかわいい
  10. 天才科学者2人が最強最高のロボを作成するが…… 高性能過ぎて2人の秘密がバラされちゃう漫画に頬が緩む