「ゼルダの伝説 風のタクト」、発売から14年たった今新たな隠し要素が発見される
あるアイテムを使うと、「禁断の森」のボス「カーレ・デモス」を一撃で倒せるのだそう。
任天堂の看板フランチャイズ『ゼルダの伝説』シリーズには、随所に小ネタが仕込まれていることが有名だ。伝統の域になりつつある“隠し要素”は、『時のオカリナ』から始まった3D作品にも多く仕込まれている。『風のタクト』もそのひとつで、素顔の見えない露天商を「デクの葉」の風起こしで正体を確認することができるなど、さまざまなロケーションで小ネタを発見することができる。
そして発売から14年経った今、また新たな小ネタが発見された。対象となるのは二番目のダンジョン「禁断の森」のボス「カーレ・デモス」。カーレ・デモスはツボミのような部分に弱点を持つが、本体は天井に張り付いており、通常の攻撃が届かない難敵だ。このボスを攻略するには、ダンジョン内で手に入れたブーメランを使い触手を切り落とすことで本体を地上に落とす必要がある。
ブーメランで触手を攻撃し、本体が地面に落ちた後、普通のプレイヤーは剣でツボミを攻撃する。すると、ボスはまた天井に張り付くのでまたブーメランを使用する。この手順を繰り返しながら、やっとカーレ・デモスを倒すことができるというわけだ。しかしYouTuberのFish_waffle64氏はとある思いつきで、このツボミの部分に剣で攻撃を与えるかわりにアイテム「森の水」を振りかけた。すると、カーレ・デモスは一撃で葬られ、無事に森に平和がもたらされた。
「森の水」は「森の島」でのみとれることが可能な貴重なアイテムだ。ストーリー上では「森の樹」を復活させるために用いられるが、採取してからゲーム内で20分経過すると、ただの水に変化してしまうといういわくつきのもの。つまり「森の水」をわざわざダンジョン外のデクの樹周辺の水たまりで汲み取り、そこから20分以内にカーレ・デモスのもとへ辿り着くという早業をこなすテクニックが必須となる。
『風のタクト』は2013年にWiiU向けのHD版が発売されており、まだまだ一定のプレイヤー数が存在している作品ではある。とはいえ、特殊な実験をわざわざおこなっていたプレイヤーの熱意も相当なものであるし、こういった細かいネタを仕込むのもさすが『ゼルダ』といったところだろう。この小ネタは2002年のゲームキューブ版でもWiiU版でも再現可能とのこと。
ちなみに北米では『ゼルダの伝説』シリーズは絶大な支持を得ており、新作への期待はもちろんのこと、過去作の「イースターエッグ」(バグや小ネタ)探しにも熱心だ。イースターエッグによっては、スピードランに適応できることもあり“単なる小ネタ”の域ではないほど重要視されている。開拓されていないイースターエッグを発見すれば、その界隈で脚光を浴びることもあり、コミュニティ内では血眼になり新たな発見を求めるプレイヤーも多い。
しかし、多くのユーザーから注目を集めたいがゆえに、実現不可能なグリッチをでっちあげるプレイヤーが生まれている現状もある。特にスピードラン界隈では不正を含めたトラブルが多い。今でも『ゼルダの伝説』シリーズの新たな隠し要素が発見されるのは、そういった高いコミュニティ熱が背景にあるのかもしれない。ちなみに今回の「森の水」を用いた方法はスピードランには役立たないテクニックなので、トラブルの心配はないだろう。
関連記事
- 『VALKYRIE DRIVE』がエロ過ぎて独と豪で発売禁止、おっぱい美少女が興奮して武器になるゲーム
- 『Neverending Nightmares』作者の鬱病・強迫障害が生みだしたホラーゲーム、開発者インタビュー
- ゲーム内で死ぬたび自分の血液が抜かれていく。常軌を逸した“吸血”周辺機器「Blood Sport」がバルセロナのゲームイベントに出展
関連記事
「マリオ64」スピードランが異次元の新ルート開拓で大幅記録更新 スタートからクッパ討伐までわずか4分21秒!
前記録から39秒もの大幅更新となりました。「スーパーマリオ64」誰も取れなかった“幻のコイン” 発売18年目にしてついにゲットされる
「インポッシブルコイン」というゲーマーたちが取るのに腐心しつづけたコインが、理論上取れると証明された。華麗なるパーフェクトプレイ! 「ドンキーコング」スコアアタック世界記録が更新
最終スコアは、ゲームの仕様上の限界であろう121万8000点。ファミコン版「パンチアウト!!」発売から29年後に裏技発覚 観客のサインに合わせて打つと1発K.O.
ヒゲ男の表情が変わった瞬間に打つべし!「1」「1」「0」を入力して通話すると通信制限が解除され通信速度が速くなるとデマ拡散 行政が注意呼びかけ
110番は警察です。
関連リンク
Copyright (C) AUTOMATON. All Rights Reserved.
昨日の総合アクセスTOP10
「志摩スペイン村」微塵も人がいないのに突如トレンド入り 「にじさんじ」周央サンゴの“正直すぎるレポ”で話題に
令和のドロンジョは池田エライザ! 義足つけた“若き日”のキャラクタービジュアル公開
お父さんの帰りが遅くなると、愛猫が玄関で待ち続け…… ドアをじっと見つめる忠犬ハチ公のような姿がいとおしい
子猫がおねむでウトウトしたら……“放送事故”のハプニング!? 白目をむいた瞬間に「可愛すぎて笑える」と11万いいね
映画館「新宿バルト9」、予約システムでの迷惑行為に注意 「100ワニ」イタズラ予約を受けてか
「これはにゃんこの遊園地」「素晴らしい取り組み、アイデアに脱帽」 猫ファーストな賃貸物件で過ごす猫ちゃんが楽しそう
秋山成勲、ボビー・オロゴンとの“ガチ”スパークリングに反響 46歳と56歳の対決に「まだまだおっさんは強えんだ」
広瀬すず、ルイ・ヴィトン輝く真っ赤なリップの“色っぽショット”
改造フィギュア「余ったほうのケンタウロス」に笑い 馬頭とヒトの下半身の半人半馬が元気に爆走
“マリリン・モンロー完コピ”お騒がせセレブをデザイナーが全否定「大きな過ちだ」 博物館から借用して物議
先週の総合アクセスTOP10
- 人気動画ジャンル「ゆっくり茶番劇」を第三者が商標登録し年10万円のライセンス契約を求める ZUNさん「法律に詳しい方に確認します」
- 華原朋美、“隠し子”巡る夫の虚言癖に怒り「私はだまされて結婚」 家を飛び出した親に2歳息子も「もうパパとはいわなくなりました」
- フワちゃん、指原莉乃同乗のクルマで事故 瞬間を伝える動画が「予想の10倍ぶつけてる」「笑い事ではない」と物議
- 「ゆっくり茶番劇」商標取得者の代理人が謝罪 「皆様に愛されている商標であることを存じておらず」「爆破予告については直ちに通報致しました」
- YOSHIKI、最愛の母が永眠 受けた喪失感の大きさに「まだ心の整理ができず」「涙が枯れるまで泣かせて」
- 「ディ、ディープすぎません?」「北斗担、間違いなく命日」 “恋マジ”広瀬アリス&松村北斗、ラストの“濃厚キスシーン”に視聴者あ然
- 有吉弘行、上島竜兵さんへ「本当にありがとうございますしかなかった」 涙ながらの追悼に「有吉さんが声を詰まらせるとは」
- 岩隈久志、高校卒業式でドレスをまとった長女との2ショットが美男美女すぎた 「恋人みたい」「親子には見えません」
- キンコン西野、勝手に婚姻届を出される 「絶対コイツなんすよ」“妻になりかけた女性”の目星も
- 子猫のときは白かったのに→「思った3倍柄と色出た」 猫のビフォーアフターに「どっちもかわいい!」の声
先月の総合アクセスTOP10
- 「普通ではなかった」 坂上忍、「バイキング」卒業翌日に“生放送”の重圧語る 都内自宅取り壊しの決断も明かす
- どうやって着てるんだ! 冨永愛、背中丸見えな“人魚風衣装”に「誰にも真似できない」と反響
- 柴犬が1年ぶりの再会に待ちきれず…… 帰省したお姉ちゃんを見つけてよろこびを爆発させる姿に涙が出る
- 「カムカム」最終回目前、怒涛の展開に視聴者からのツッコミ殺到 「突然のどエラい告白で放送事故」
- 「お綺麗すぎてぶち抜かれた」 フワちゃんが2時間メイクで雰囲気一変、シックな黒ドレスでのモデル姿に称賛の声
- この画像の中に猫が隠れています 見つかるとスッキリなクイズに「わからん」「手こずった」
- 「きもい」「仕事減ったな」水谷隼、誹謗中傷DMへ怒り 「後で泣き喚いても一切同情しないから」
- だいたひかる、虐待の疑いで通報される 警察の訪問受け「アンチが多い事もお伝えしておきました」
- 里田まい、入学準備中の長男に「違う、そうじゃない」 父・田中将大選手そっちのけの推し愛が暴走
- 息子が、大親友ハスキーの「あそんで」を無視した結果…… 激おこワンコとのわちゃわちゃなやりとりに21万いいね