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» 2016年10月15日 21時30分 公開

アダルトVRゲーム『VRカノジョ』がSteam Greenlightに進出。その狙いは? 意気込みは? イリュージョンに聞いてみた

「VRカノジョ Trial」がSteam Greenlightに。なぜこのタイミングでSteamへ進出しようと思ったのかを聞いた。

[Minoru Umise,AUTOMATON]
AUTOMATON


 イリュージョンは10月13日に新作アダルトゲーム『VRカノジョ』を発表した。リリース時期は2017年1月下旬。『VRカノジョ』は世界初とされるVR専用アダルトゲームとなっており、Oculus RiftとHTC Viveに対応している。

 ストーリーは、近所に住む女の子「夕陽さくら」に勉強を教えてほしいと頼まれ、彼女の家を訪問するというもの。プレイヤーはVRデバイスを利用し女の子とコミュニケーションを重ねつつ距離を縮め仲良くなっていく。親睦が深まると“えっちな展開”もあるとのこと。『ハニーセレクト』や『Sexyビーチ』シリーズをはじめ、20年近く3Dアダルトゲームに携わっているイリュージョンの技術力が結集した作品になりそうだ。

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 興味深いのは『VRカノジョ Trial』という名のタイトルがSteam Greenlightに登録されたことだ。PCプラットフォームSteamでは、アダルトコンテンツが禁止されている。「Trial」という言葉から体験版のような位置付けであることが予想されるが、なぜこのタイミングでSteamへ進出しようと思ったのだろうか。AUTOMATON編集部はイリュージョンの大鶴尚之氏にお話をうかがった。

―― このたびは『VRカノジョ』の発表おめでとうございます。 今回の作品は『リアル彼女』の系譜にある作品だと捉えています。 あらためて、どのようなテーマの作品なのか説明していただけますか。

イリュージョン 大鶴尚之氏(以下、大鶴氏) 『リアル彼女』は「すぐそばに存在する女の子」をコンセプトに掲げており、それを「VRカノジョ」も継承しております。VRでの表現でより近くに感じることが出来る女の子を表現することを目標としている作品です。

―― イリュージョンはこれまでおもにOculus社のデバイス向けにVRゲームを開発されてきました。今作はなぜHTC Viveに対応されたのでしょうか。そして今後、イリュージョン作品で対応するVRデバイスをさらに増やしていく予定はありますか。

大鶴氏 HTC Vive用には対応パッチは『ハニーセレクト』で配布しております。そのため「VRカノジョ」が初という訳ではないのですが、Oculus RiftとHTC Viveの両対応は多くの方のご要望もあり実現させたいと考えた結果となります。

―― ちなみに『ハニーセレクト』では熱心なユーザーがHTC Vive向けの最適化パッチを作っており、発売初期からHTC Viveユーザーも同作を楽しんでいました。(HTC Viveは発売から約2週間後にパッチで正式対応となった)こういったコミュニティの動きはご存知でしたか。

大鶴氏 はい、知っております。とてもクオリティの高いパッチが出ているようで、HTC Viveユーザーが多くいらっしゃることも認識しております。

―― 今回SteamのGreenlightに『VRカノジョ Trial』が登録されました。この狙いはなんでしょうか。

大鶴氏 今回の『VRカノジョ』は、ダウンロード販売専用としておりますので、より多くの方にダウンロードして楽しんで頂けるようにとSteamで配信をと考え、Steam Greenlightに登録をいたしました。

―― Steamでは基本的にアダルトコンテンツの販売は禁止されていますが、Steam版は『VRカノジョ』と比べてどの範囲まで楽しめるのでしょうか。

大鶴氏 10月28日に公開予定の『VRカノジョ体験版』をSteamでも配信できればと考えております。体験版の内容はまだ秘密なのですが、Steamで配信可能なものを前提としております。

―― イリュージョンとして、今後のVR(特にアダルトVR業界)はどのような方向へ向かっていくとお考えですか。また貴社がVRに対しどのような意気込みを持っているのかも教えてください。どうぞよろしくお願い致します。

大鶴氏 今後VRは一般に広がっていく分野だと考えております。当然、アダルト業界もその広がりによって影響を受ける一つだと思っています。アダルトVRがVRをけん引していく存在になるためにも、弊社が出来ることをやっていきたい所存です。

―― ありがとうございました。

 大鶴氏は『VRカノジョ Trial』を体験版と明言しており、あくまでセクシャルなコンテンツはSteamでリリースできる程度に抑えられているようだ。これまでイリュージョンはフルプライスのパッケージタイトルをリリースすることが多く、Steamへ進出したのはダウンロード専用作品として露出を増やすための戦略だと考えられる。

 ちなみにValveは、デベロッパーがSteamストアでアダルトな表現を含むゲームを販売することを禁止しているが、外部でパッチを配布しアダルトコンテンツを追加することは禁じていない。この事実は、お色気ゲームの開発を得意とするHuniePotの問い合わせにより判明している。

 このスタンスを利用し、日本発の2Dビジュアルノベル『ネコぱら』シリーズは、有料販売のパッチを当てることでアダルトシーンが追加されるといった仕様となっている。イリュージョンがそういった試みをするかは不明であるが、日本のアダルトコンテンツとSteamの距離が近くなってきたというのは興味深い傾向だ。

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