TwitterのCEO、白人至上主義団体のプロモツイートが配信されたことに謝罪
発見したユーザーがスクリーンショットを投稿しています。
Twitterの「プロモツイート」広告を通して白人至上主義のツイートが拡散されてしまったことについて、Twitter社のジャック・ドーシーCEOが謝罪しました。
プロモツイートとして拡散されていたのは、「New Order」というネオ・ナチ系白人至上主義団体のツイート。「合衆国は白人共和国として建国された」とする同団体のWebサイトの記事をツイートしたものでした。このツイートを発見したユーザーは「信じられない」とスクリーンショットを投稿しています。
プロモツイートとは、特定のツイートを多くのユーザーに表示させる広告。ツイートアクティビティ画面から手軽に利用できる中小企業や個人向けの広告サービスで、内容の審査なしで自動的に配信されます。先に日本でTwitterにエロ広告が増えていると指摘された件でも、このプロモツイートが使われていました(関連記事)。
この問題に対してTwitter社のCEOであるジャック・ドーシーが「この件について私たちはミスをしてしまいました。謝罪します。自動システムがヘイトを促進する広告を許してしまいました。当社のポリシーに違反しています。修正しました!」とツイート。Twitterはポリシーの中で特定の人種、性別、宗教などに対するヘイト行為を禁止しています。差別的なプロモツイートを投稿したアカウント(@New_Order_1488)は現在凍結されています。
報道によれば、昨年にもプロモツイートを使って「白人たちは暴力や差別から自分を守るために立ち上がる必要がある」としたツイートが流れたこともあり、以前から差別的なツイートがプロモツイートを介して拡散されてしまうことが問題視されていました。
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個人のプロモツイートにおける広告審査の良し悪しが浮き彫りに。Twitterがワードミュート機能を導入、単語やフレーズなどを通知からミュート可能に
嫌がらせをより直接的に報告できる変更も加えます。ドナルド・トランプ氏を「殺す」とSNSに投稿 セキュリティ企業のCEOが退任
ジョークだったとして謝罪しています。Twitterの140文字制限「続ける」とCEO テレビ番組で発言
撤廃がウワサされている140文字の制限について「続ける」とコメント。
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