アニメやゲームのキャラをデザイン ファンが版権物のファッショングッズを作れるサービス「ani-t」が登場

ユーザーがデザインし、人気投票によって商品化されます。

[宮原れい，ねとらぼ]

　版権物を題材にしたファッショングッズ商品化サービスサイト「ani-t」を、ミルフィーユプラスがβ2.0版としてオープンしました。

　同サイトは版権元と提携し、人気のアニメ・ゲーム、それらキャラクターなどの版権物を題材にしたファッショングッズをファンが自由にデザインできるようになっています。ユーザーが投稿したデザインは版権元が一度チェックした上で公開。それらの中で他ユーザーからの人気が高く、購入希望者の多いものは実際に商品化されサイト上で販売（数量・期間限定）される仕組みです。異なる版権物を組み合わせた「コラボTシャツ」を作るためのコラボ機能も実装。

　また商品化に成功すると、デザイン投稿者はデザイン料として売上総額の10％を受け取ることができます。

全体のシステム

商品化までの流れ

デザインのチェック後、修正依頼がくることもあります

　誰でもデザインできるよう、提携作品の「素材ファイル」がダウンロードできるようになっているので、イラスト以外でも素材加工などでデザイン投稿に参加できます。サイト上ではキャラクター・作品別の他、人気のデザインランキングも公開され、購入者は欲しいデザインのグッズが探しやすくなっています。

サイトでは作品別やランキングも公開

　現在、提携はボーカロイドの「GUMI」、ゲーム「ブレイブソード×ブレイズソウル」など10社19キャラクターで、デザインできるのはTシャツのみ。今後は80社で120キャラクターを目標に提携作品を増やし、グッズもパーカーなど種類を増やしていくとしています。

線や模様の色合いでキャラクターを表現

シルエットを利用したデザイン

ユーザー投稿ならではのキャラクターグッズ

大胆に作品を表したりも

（宮原れい）