山田孝之か「勇者っぽい人」求ム 塩の山に突き刺さった牛刀を引き抜ける人はいませんか?

主催は以前「あずきバー」の硬さを業務用硬度計で測定したナイフメーカー。

» 2016年11月23日 21時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 岐阜県関市のナイフメーカー、ジー・サカイ(関連記事)が、塩の山に刺さった牛刀を引き抜ける勇者を公式ブログで募集しています。なんなんですか、この所帯じみた英雄伝説は。


牛刀 これが……伝説の剣……?(絶対違う)

 ブログに掲載されているのは、ペットボトルの台座に詰められた塩に深く突き刺さる1本の牛刀。その様はアーサー王伝説のエクスカリバーや「ゼルダの伝説」シリーズのマスターソードのよう……と言うには絵面が地味ですが、台座に記された「この国の帝の誕生日 伝説の勇者が現れて牛刀を引き抜き 奇跡を起こすだろう」という謎めいた文言が、牛刀を引き抜ける勇者の募集を示しています。なお文末は「かゆ うま」と「バイオハザード」風になっており、世界観を統一する気はさらさらないようです。


台座 雑に割られたペットボトルの台座に、突き刺さる牛刀

文言 勇者の到来を告げる予言。「かゆ うま」は「おかゆうまい」の意味だそうです

 実はこの珍妙な企画、同社の新製品「SABI KNIFE KITCHEN」の性能をアピールするもの。ラインアップは三徳包丁・牛刀・ペティナイフの3種でいずれもサビに強く、100日間塩水に浸けてもさびなかったそうです。これを勇者が塩から引き抜いて、さびていないことを証明するのが企画の主題。あ、想像したらかっこいいような気がしてきた。

 引き抜くイベントは台座の文言通り、「この国の帝の誕生日」すなわち天皇誕生日の12月23日開催。当日10時に自腹で同社へ来られる1人を募集しています。対象は20歳以上の勇者の血を引いてそうな人、勇者に関係が深い人、または山田孝之さん(「勇者ヨシヒコ」主演)。名指しにも程がある。


募集要項 本当に山田孝之さんを募集している

 応募方法は、住所氏名年齢等に勇者アピールポイントを添えて、11月30日必着でジー・サカイへ郵送。もし応募者皆無の場合は、勇者の母っぽい事務のおばちゃんが引き抜くそうです。つっこみどころが多すぎるトリッキーな企画ですが、認定された勇者には抜いた牛刀の現物をプレゼント。同社の気まぐれで製品が追加でもらえるかもしれないそうなので、我こそは勇者という成人または山田孝之さんは、ふるってご応募ください。


(沓澤真二)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」