“読書中の寝落ち”を最高とする「泊まれる本屋」、京都店は12月2日オープン 今度は地ビールも飲める

ホステル「BOOK AND BED TOKYO」の第2店舗目が京都・祇園にやってくる。

» 2016年11月25日 13時10分 公開
[黒木 貴啓ねとらぼ]

 7月に告知されていた「泊まれる本屋」をコンセプトとしたホステル「BOOK AND BED TOKYO 京都店」が、12月2日に京都・祇園にオープンします。本棚の中にベッドが埋め込まれており、本を読みながら“寝落ち”したり、バースペースで地ビールが飲んだりできます。

泊まれる本屋 京都 「泊まれる本屋」が京都にもオープン!

泊まれる本屋 京都 場所は祇園。京都観光の拠点としてもうれしい

 同ホステルは、昨年11月に東京・池袋にオープンした「BOOK AND BED TOKYO」の第2店舗目。訪日外国人観光客や国内旅行者をターゲットに、「読書をしているうちに寝落ちしてしまった」のを最高に幸せな「寝る瞬間」として設計されています。運営はセレクト系不動産情報サイト「R-STORE」。

泊まれる本屋 京都 京都店では新たにバースペースも設置

 京都店は、池袋とは趣を変えて“ビールの飲める”泊まれる本屋に。館内に「BOOK AND BED AND BEER」と称したバーを設け、京都産を中心に数種類の地ビールが飲めるようになっています。ベッドの数は計20床、館内中央には最大5000冊収納可能な本棚を島のように配置。立地も日本最古の劇場「京都四條 南座」を四条通挟んだ向かいのビル9階となっており、大文字から京都タワーまで京の街を見渡せるホステルとなっています。

泊まれる本屋 京都泊まれる本屋 京都

泊まれる本屋 京都泊まれる本屋 京都

 店内の選書は、京都・一乗寺にあるセレクトショップ「恵文社一乗寺店」。なお肩書に“本屋”とはありますが本の販売は行いません。グラフィックデザイン、内装デザインは池袋に引き続き、それぞれ「Soda design」と「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が手掛けています。

 宿泊予約は11月25日正午から公式サイトで受付中。宿泊費は標準サイズのベッド「BOOK SHELF STANDARD」が5300円(税込)〜。宿泊せずに店内の空間を楽しめるデイタイムプランも近日に始まる予定です。

BOOK AND BED TOKYO 京都店

住所:京都市東山区中之町西入ル200 カモガワビル9階

営業時間(宿泊):チェックイン16時〜22時、チェックアウト翌11時まで

利用価格(宿泊):「BOOK SHELF STANDARD」(220cm×110cm、18床)5300円〜、「BOOK SHELF COMPACT」(220cm×90cm、1床)4800円〜、「RIVER VIEW COMPACT」(220cm×90cm、1床)5300円〜 ※いずれも土日祝前日、ハイシーズンなどは変動あり

公式サイト:http://www.bookandbedtokyo.com

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