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» 2016年11月29日 16時15分 公開

無駄遣いってレベルじゃねーぞ! あてもなく穴を掘るプロジェクト、1000万円以上の資金を集め本当に無意味な空間を構築

主催はブラックなパーティーゲーム「Cards Against Humanity」の販売元。

[沓澤真二,ねとらぼ]

 無意味にただ穴を掘るだけが目的の「Holiday Hole」なる謎のクラウドファンディングが、なぜか大成功してしまいました。集まった資金は約10万ドル(1000万円以上)。公約通り穴掘りに使われ、何かの役に立つでもない巨大な穴が開きました。何がしたかったんだ本当に……。

11月25日にライブ配信された、約4時間にも及ぶ掘削のもよう

穴 なんじゃあこりゃあ!

成果 盛況に終わったクラウドファンディング。右上の出資額の推移を示すグラフ「穴に捨てられたお金」がミもフタもない

 この無茶な企画を立ち上げたのは、パーティーゲーム「Cards Against Humanity」(CAH)を手掛ける会社。毎年、年末など大きな商戦期になると、こうしたいたずらめいた企画を敢行しているようです。

 なお、同作は親が読み上げる黒札の質問に対し、子が白い手札のなかから、回答として一番面白いであろう言葉を出す即席大喜利のような遊び。訳すると「倫理に逆らうカード」となる名の通り、黒札も白札も内容がブラックで危なく……って、穴掘りと何も関係ない。ますますもって企画の意図がわかりません。


質疑応答例 公式サイトのトップに表示される、プレイングの一例。黒札の質問「なぜ私はなにもかも傷つけてしまうのか?」に対する白札が「スターリン」。説明は差し控えさせていただきますが、とても黒いです

 FAQに答えがあるかと読んでみると、これまた人を食った内容。「なんなんですかこれは?」「マジっすか?」といった誰もが思う質問に対し、「CAHは祝日の穴を掘っています」「残念ながらマジっす」など、まじめなのかふざけているのか分からない回答が並べられています。「無駄遣いせず寄付でもすればいいのに」との指摘に対しては「寄付したいなら、なぜ自分でしないの? あなたのお金だよ」とバッサリ。確かにごもっとも。


Q.なんなんですかこれは?

A.CAHは「祝日の穴」を掘っています

Q.マジっすか?

A.残念ながらマジっす

Q.穴を掘ることに目的や意味は?

A.ない

Q.出資者への見返りは?

A.穴が深くなるだけ。ほかにiPodでも欲しいんですか?

Q.寄付でもすればいいのに

A.寄付したいなら、なぜ自分でしないの? あなたのお金だよ

Q.穴掘ったせいで環境に影響出たりしない?

A.大丈夫、空き地に掘っただけ。今そこに穴があります。それが人生

(FAQより抜粋)


 なお、CAHの基本カードセットはPDF形式で無償配布されています(営利目的の使用は不可)。内容を読んで作り手のジョークセンスを知れば、今回のプロジェクトも少しは理解でき……すみません、やっぱり難しそうです。


(沓澤真二)


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