Twitter検索結果の「話題のツイート」がキーワードとの関連性順に より重要な情報を上位に表示

動画などを含みスペースを取るツイートの優先度は下げ、代わりに多くの情報が上位に出るような調整も。

» 2016年12月20日 14時54分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 Twitter上で検索をすると、キーワードと関連する主要なツイートが「話題のツイート」枠に出ます。この検索結果はこれまで時系列順に表示されていましたが、現地時間12月19日からキーワードとの関連性順になったことが公式ブログで発表されました。


実例 公式ブログの、ドラマ「ミスター・ロボット」を検索した例(左は仕様変更前、右は変更後)。変更後は直近の関連ツイートよりも、数時間前の公的なツイートが優先で表示されている

 Twitterは「最新のツイートが必ずしも検索者の求める情報ではない」とし、検索アルゴリズムを変更。多様なデータをもとにツイートをランク付けし、より重要な情報が上位に表示される仕組みを作りました。試しに「ねとらぼ」で検索したところ、アクセスランキングの高い記事に関するツイートが、時系列を無視して上位に表示される傾向が見られました。

 一画面に表示される検索結果の情報量にも配慮。実験中、動画や画像を含むツイートは関連性が高いとされ、上位に表示される傾向があったそうです。しかし、それではブラウザに表示できるツイートの数が限られ、文字のみながら有益な情報が埋もれてしまうことに。そこで、メディアを含むツイートの優先順位は下げ、代わりに上位へスペースの少ないツイートを数多く表示し、情報の密度を高めているそうです。


情報密度 関連性が高いものの幅をとるツイート(右)よりも、省スペースのツイートを優先し数多く表示(左)することで、総合的な情報量を高めている


(沓澤真二)


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