さあ皆集まってー! カオスとシュールの権化“ちびまる子のソシャゲ”のレビューが始まるよー
永沢君のためにリセマラ。
数え切れないほどのソーシャルゲーム・スマートフォンゲームが生まれてはサービスを終了していく昨今。アニメなどの映像作品を題材とした、いわゆる「キャラゲー」が多数作られるのは当然の流れではあるのですが、そんななかでもひときわ異彩を放つゲームがあるとネット上でにわかに話題になっています。
それがスマートフォン用アプリ、「ちびまる子ちゃん Dream Stage」(iOS/Andrdoid)。通称「ちびまる子のソシャゲ」です。
「ちびまる子ちゃん」は今までにもスーパーファミコンなどでカジュアルなゲームがリリースされてきたので、スマートフォン用アプリになるのもある程度予想できる範囲ではありました。が、アプリストアのスクリーンショットがどう見てもパズドラなどの有名スマホゲーインスパイアとなっており、プレイ前からゾクゾクが止まりません。こいつぁ“キテる”ぜ……!
また、ストアでのゲームの説明文が
まる子はテレビに出て人気者になりたいと思っています。まる子と友達と一緒に新しい技術を習い、新たなアイテムを入手して審査員を感動させましょう。まる子はタレントショーで優勝するために頑張ります。様々な才能を発揮させて、ショーが素晴らしくなるように演出しましょう!
と違和感しかない日本語だったり、Google Playでレビューに対して運営から英語の長文で返信がきていたりともうインストールする前からお腹いっぱいです。ちびまる子ちゃんと英語は食い合せが悪過ぎる。
もはやプレイせずとも記事にできるほど面白いのですが、やはり実際に自分でプレイしてこそ。というわけでインストールしてみました。ちなみにインストール後、タイトル画面左下に出ている「プライバシーポリシー」ボタンは何回押してもブラウザが落ちて見られませんでした(Android版)。
同作はストアに違和感のある日本語で書かれていた説明の通り、まる子がスターを目指すというストーリー。初プレイ時は音声入りの漫画でまる子がオーディションに応募する流れが描かれます。
チュートリアルでは、他のスマホゲームと同じように課金ガチャを1度だけ回させてくれます。筆者はこのガチャでクラスのアイドルこと笹山さんをゲット。これはレアに違いねえと思ったら、以外にもレア度は星2でした。
最高レアは星4なのですが、そのメンバーがまる子・たまちゃん・花輪クンはいいとして、それ以外が丸尾君、野口さん、永沢君という大変濃厚なラインアップとなっています。城ヶ崎さんや大野君・杉山君といったリア充メンバーを押しのけ、なぜこのチョイス。
顔より原作での登場頻度がレア度に影響を与えているのかな? と思ったのですが、そうすると永沢君が最高レアで藤木君が星3なのが謎です。まあどんな基準で付けているにしても、この2人にレア度の差がある時点で藤木君がかわいそうなのですが。
なお、本当かどうかは分かりませんが、ネット上では永沢君が最強との声が多数あがっています。これが家が燃えた男の実力ということなのか(※)。まる子ソシャゲガチ勢は、リセマラで永沢君を出すところから始まるんだとか、始まらないんだとか。
※永沢君は原作で家が全焼する話がある。
このゲームにはキャラガチャとは別にアイテムガチャがあるのですが、出るものが「タンバリン」とか「永沢君の帽子」とかです。課金ガチャでタンバリン。シュール。さらに、これらアイテム1つ1つにスキルが設定されています。タンバリンのスキル。シュール。
また、キャラの一覧が見られるようになっているのですが、その画面の名前が「名簿」とかじゃなくて「図鑑」です。載ってるの人間やぞ。
肝心のゲーム本編ですが、一見パズドラ系のように見えて内容はかなり違います。連鎖は存在せず、3つ以上並んでいる同じジュエルをひたすらなぞり続けるのみというシンプルなルール。代わりに1プレイに時間制限があり、スピード勝負となります。
動きは軽快でテンポよく遊べる点はなかなか好印象。ただし、まる子以外一切ボイスがないのがちょっとさびしく感じました。
存在自体がシュールなゲームですが、開始後は怪しい日本語はとくに見当たりません。インストールさえしてしまえば、安心して(?)遊べます。……と思っていたのですが、課金アイテムの購入通貨がまさかのドル単位でした。ズバリこのゲームは、ワールドワイドでしょう!
なお、「ソシャゲ」といわれていますがソーシャル要素は全くなく、完全に1人で遊ぶゲーム内容となっていました。「まる子のスマホゲー」といったほうが、表現としては正しいと思います。
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説明文も別ゲームのコピーという大胆さ。
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