浮世絵がカクカク動きます。
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江戸時代に成立し、「今の世の中」という意味がある「浮世絵」。当代の風俗を描写した浮世絵が、音楽に合わせて動く動画がある。

中央の写楽「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」を筆頭に有名な浮世絵がスタンバイ
動画はイヤフォンジャックをスマートフォンに接続するところから始まる。アップテンポな音楽が流れると、音の抑揚に合わせて浮世絵の頭や手がコミカルに動き軽快に踊っているではないか。一体どうやって動いているのだろう。動画にもある製作風景を見てみると、どうやら動く部分がPCに接続されており、どのタイミングでどのくらいの強さで浮世絵の部位を動かすかをコントロールしているようだ。

動く部位がPCとつながりコントロールされているようだ
そして見るべき場所は正面以外にもある。部位を動かしている裏面のカラクリ部。木造の骨組みは流れるような曲線で美しい。作り手の丁寧な作業が伝わる。

裏面の木材には細かな模様がほどこされている
どのような音楽でも軽快にノッてくれる浮世絵たち。ほかの音楽ではどのような動きをしてくれるのか見てみたいところだ。古今の文化とテクノロジーが合わさったこの作品で、現在の浮世もうまく表現できるかもしれない。
(隈崎大樹/LOCOMO&COMO)
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