ニュース
» 2017年01月17日 13時12分 公開

客室に置かれた本に南京大虐殺を否定する内容……APAホテルが海外で炎上、指摘する動画は2日で7000万再生超

本のタイトルは「理論 近現代史学II 本当の日本の歴史」。※追記あり

[イッコウ,ねとらぼ]

 「客室に置いてある社会時評エッセイに南京大虐殺を否定する内容などが載っている」とする動画が中国SNS「微博(ウェイボー)」に投稿され、ホテルチェーンのAPAホテルが海外で炎上しています。1月15日に投稿された動画ですが、再生数は既に7000万超となっています。

動画が取得できませんでした
動画はYouTubeにも投稿されました

 この本のタイトルは「理論 近現代史学II 本当の日本の歴史(英題・THEORETICAL MODERN HISTORY II The Real History of Japan)」。APAホテルグループの代表を務める元谷外志雄さんが「藤誠志」というペンネームを使い、日本語と英語(それぞれ90ページほど)で同様の内容を書いたもの。「日本は観光大国を目指せ」「『新都市型ホテル』はいずれ世界のスタンダードになる」など、ホテルや観光に関するものに加え「民主党政権三年三ヶ月の責任」「日本は一丸となって歴史戦に立ち向かえ」「アジアの平和のために、安倍政権の長期化が必要だ」など、政治的な主張を含んだ内容となっていました。


ウェイボー APAウェイボー APA 「理論 近現代史学II 本当の日本の歴史」書影

 本には南京大虐殺ついて「(当時の南京の人口などから考えて)あり得ないこと」「“南京大虐殺”の被害者名簿はただの1人分も残っていない」など複数の箇所で触れており、従軍慰安婦問題についても「まず日本が阻止しなければならないのは、従軍慰安婦の記憶遺産登録とさらなる従軍慰安婦像の設立だ」として言及しています。

 投稿者のアメリカ人女性は「彼(元谷外志雄さん)には自分の本をホテルに置く権利もあるし言いたいことを言う権利もあるが、彼はアパホテルに泊まる韓国や中国の宿泊客からお金をもらっており、これらのお客は彼の政治的見解も、自分たちが払ったお金がどこに行くかも気づいていない。失礼だし不誠実だと感じた」とコメント。投稿者と一緒に日本を旅行したと思われる男性は、動画の中で「(本のことを)知っていたらこのホテルは予約しなかった」と中国語で話しています。


ウェイボー (微博より)

 また、動画を投稿した理由について「あくまでもホテルを知ってもらうために投稿したもので、日本や日本の人たちには関係ない」「日本旅行は楽しかったし、日本人は礼儀正しくて親切だった」と説明しています。

 現在APAホテルのサイトはサーバが停止し復旧作業中となっており、一部では「中国旅行代理店が取引を中止している」などのうわさも。編集部では現在、APAホテルに対し、今後の対応などについて取材を行っています。

追記

 アパホテルからの回答があったため、以下の記事にまとめました。

関連キーワード

ホテル | 中国 | 日本 | 歴史 | 投稿 | 動画 | アメリカ | 炎上 | アパホテル


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2207/03/news042.jpg 高木菜那、30歳の誕生日に“イケメン”ショット かき上げ赤リップに「誰だ!? この色男!!」「ヴィジュアル系みたい」
  2. /nl/articles/2207/03/news051.jpg 元キャバ嬢・エンリケ、短期間の6キロ減で「初の救急搬送」 “無理な食事制限”で卒倒 「身体に負担かけてた」
  3. /nl/articles/2206/28/news176.jpg 「別れても好きな人」の歌詞通り渋谷から歩いたらどうなる?→約16キロの過酷な道程が発覚、驚きと笑いを呼ぶ
  4. /nl/articles/2207/02/news083.jpg 木村多江、土屋太鳳からの直筆手紙に喜び 特徴的な“フォント風文字”に「誠実ですね!」「字でわかる」の声
  5. /nl/articles/2207/03/news003.jpg 塀に並んだハスキー型のマスク、よく見てみると…… 本物のハスキーがのぞいている姿に「作った人は天才w」の声【英】
  6. /nl/articles/2207/03/news009.jpg 飼い主のごはんを見たワンコ→「これと交換どうですか?」 食べかけのおやつで物々交換をねだる賢さに称賛の声
  7. /nl/articles/2207/02/news073.jpg 桃井かおり、「GLAY」TAKURO夫婦とLAで遭遇 豪華ショットに「スターがスターにバッタリ」「凄すぎる〜!」
  8. /nl/articles/2206/28/news144.jpg なでなでしていたら突然スズメが豹変して……? “鳥がいかに理不尽かが良くわかる動画”に共感の声
  9. /nl/articles/2207/02/news066.jpg 香取慎吾&草なぎ剛、少しいいとこ住んでそうな“阿佐ヶ谷姉妹風”ショット 「クオリティー高い!」「違和感なさすぎ」
  10. /nl/articles/2207/02/news001.jpg お兄ちゃん猫が、子猫をぎゅっと抱きしめてすやすや 2匹とも幸せそうな寝顔に「幸せ涙が溢れてくる」の声

先週の総合アクセスTOP10

  1. めちゃくちゃ目立ちそう! 元俳優・成宮寛貴、ほぼ変装なしのディズニーシーに現れた姿がオーラだだ漏れ
  2. 尼崎市が全市民情報流出の会見でUSBのパスワード桁数を言ってしまいネット総ツッコミ 「情報セキュリティの教材か?」「やらかし重ねてるの面白かった」
  3. 1匹の子猫を保護すると……草むらから子猫の群れが! 助けを求める様に寄ってくる姿がいじらしい【米】
  4. 入院中の堀ちえみ、クレーム電話連発する“心ない人物”に苦悩 顔も知らない相手に「人生を阻まれてしまいます」
  5. よそ者には厳しい甲斐犬が、家族と認めた子柴犬を…… 全力で守る姿に「深い愛情に泣ける」「誠実さがかわいい」
  6. パパ、10時間ぶりの帰宅でワンコの感情が…… 大爆発!!→体当たりするゴールデンレトリバーがいとおしい
  7. YOSHIKI、母親の四十九日で生まれ故郷へ 喪服姿で悲しみを吐露「I miss my mother」
  8. 「私はどん底に居ました」 小林麻耶、妹・麻央さんの命日に思い吐露「真実を伝えるしかないと死を考えたことも」
  9. ちょっと窓を閉めただけで、ゴールデンレトリバーの表情が…… この世の終わりのようなお顔が抱きしめたくなる
  10. 柴犬が散歩中、ノラの子猫たちに囲まれて…… 迫力におされて全く進めない姿が応援したくなる

先月の総合アクセスTOP10

  1. 有料スペースに乱入、道具を勝手に持ち出し…… 関電工労組の関係者がキャンプ場でモラルを欠く行為、Twitterでユーザーが被害を投稿
  2. 「皆様のご不満を招く原因だった」栗山千明、“百万石まつり”の撮影禁止騒動を謝罪 観客は「感謝しかありません」
  3. ダルビッシュ有&聖子、14歳息子のピッチングがすでに大物 「球速も相当出てる」「アスリート遺伝子スゴい」
  4. 息子を必死で追いかけてきた子猫を保護→1年後…… 美猫に成長したビフォーアフターに「幸せを運んできましたね」の声
  5. 野口五郎、20歳になったピアニストの娘と乾杯 「娘はカシスソーダ! 僕はハイボール!」
  6. 「めっちゃ恥ずかしい」 平嶋夏海、魅惑の「峰不二子スタイル」で橋本梨菜とお色気ツーリング 「すごいコラボやなぁ」の声
  7. ニコール・キッドマン、ネットで酷評された“54歳の女子高生”スタイルの真相を語る 「何考えてたんだろう?」
  8. 坂口杏里さん、夫の鍛え上げた上腕に抱きつくラブラブ2ショット 「旦那は格闘技もやってるから、ムキムキ」
  9. 大家に「何でもしていい」と言われた結果 → 台所が隠れ家バー風に! DIYでリフォームした部屋の変化に驚きの声
  10. 猫にボールを投げた飼い主さん、“1時間全力謝罪”する事態に!? 顔面直撃した猫の表情に「笑っちゃいました」