電卓を使ったら二度と人間に戻れない!? 「そろばんで戦うバトル漫画」が熱いあるある展開でかっこいい
小学生の頃、そろばんを使いこなしている友達に憧れた気持ちがいま再び……!
「15万とんで57円でござんす」「ぐあぁああーー!!」――本気の計算勝負が熱い、そろばんで戦うバトル漫画がTwitterで話題になっています。この発想はなかった……!
登場人物がそれぞれ持つ算盤(アバカス ※そろばんのこと)を使った計算バトルが繰り広げられる内容で、中には何も持たず頭の中で珠算を行う「“フラッシュ暗算”の瞬次」なる二つ名を持つキャラクターも。さらにソロモンではなく「ソロバン72柱」という用語も飛び出す、世界観の闇の深さが魅力的です。
他にもボタンを押すことで一瞬でご破算(珠払い)ができる算盤「音速破算(マッハ・サン)」、通称“ワンタッチそろばん”が謎のかっこよさで登場。これ、小学生の時に読んでたらリアルにそろばんバトルしてそう……。
またラストでは、ヒロインと思われる「計理(はかり)」が電卓を片手に“計算の向こう側”に行こうとするシーンも。主人公の「二度と人間にゃあ戻れねぇぞ!!」というセリフが今の自分に刺さります。
投稿したのは漫画家の安藤正基さん(@aichidoughnut)。名古屋漫画「八十亀ちゃんかんさつにっき」(一迅社)や、マンガボックスにて文房具漫画「ぶんぐりころころ」を連載中で、今回の漫画は「そろばんで戦うバトル漫画の夢を見たので描きました」とのこと。
Twitterでは盛り込まれたそろばんネタに「面白いw」「爆笑した」との声が多く寄せられ、さらに昔習っていたユーザーからは「めっちゃツボ」「これはひどいw(褒め言葉)」など称賛の声が上がっています。中には「本編はよ!」「連載して欲しい」という声も。
ちなみに安藤さんは以前にも「熱血折り紙バトル漫画」などを投稿していて、「八十亀ちゃんかんさつにっき」もTwitterで話題になり書籍化された漫画です。これは可能性ある……?
現在そろばん漫画は「その2」まで投稿されていて、“めちゃくちゃ長い算盤”や、「ソロバンジュク」遺跡から発掘されたという“すごいおっきい算盤”、さらには「ネイピアの骨」(※かけ算・割り算などを簡単に行うための道具)までが登場。ラストには数学に強いことで有名なインド人の刺客など、こちらも豊富なネタが披露されています。
画像提供:@aichidoughnutさん
(宮原れい)
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