ニュース
» 2017年04月04日 21時55分 公開

イルカはタコを放り投げて水面にたたきつける 豪大学研究

タコを空中に放り投げて水面にたたきつける狩りの手法が、南西オーストラリアのバンドウイルカに見られました。

[ねとらぼ]

 一部のイルカはタコを空中に放り投げて水面にたたきつける複雑な狩りの方法を使っているとする研究結果を、豪マードック大学の鯨類研究チームが発表しました。

そいやー

 研究チームは南西オーストラリアのバンドウイルカを2007年から2013年にわたって調査。その間にこのような手法が45例観測されたとしています。主に2つの方法があり、1つはタコをくわえたまま水中から体を出して回転し、タコを水面にたたきつけるというもの。もう1つはタコをくわえて水面から頭を出し、口を開いてタコを空中に放り投げるというもの。タコは数メートル先まで飛ぶことが多く、イルカはその後もまたタコを拾って水面にたたきつけるとのことです。

タコを投げるイルカ

 研究者はこの方法を取る理由について、「体にくっついたタコを取るため」「タコを柔らかくし、脚を無力化するため」「タコをバラバラにして食べやすくするため」と示唆しています。研究チームが調査を行った地域では、大きなタコを食べようとしたイルカが窒息して死んだケースもあり、タコを狩ることにはリスクがあるようです。防衛反応として、タコの脚は頭から切り離されたあとでも動き続けるため、イルカは脚の反応を弱めるためにタコを海面にたたきつけなければならないと研究者は述べています。

 研究では、この手法は季節的な波があり冬と春がピークであることや、海が浅く濁っているところで行われること、大人のメスにより最も行われていること、この手法を使う他のイルカと密な関係のあるイルカによって行われることも報告しています。研究の結果は学術誌「Marine Mammal Science」に掲載されています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  2. Excel上で「ドラクエ3」を再現した勇者に「最大の変態」「控えめに言って天才」と称賛 一体どうやって?
  3. 「降板を言い渡されて……」 小林麻耶、「グッとラック!」でのいじめを“笑顔”で主張 事務所とも突然の契約終了
  4. オンラインクレーンゲーム「トレバ」、景品獲得されそうになると“スタッフが裏操作”していたと発覚 被害者と運営会社を取材
  5. 加藤紗里、カフェ店員の前でパンケーキをたたきつぶす 衝撃動画に「これは笑えない」「何がしたいのか分からない」
  6. 保護した子ネコに「寂しくないように」とあげたヌイグルミ お留守番後に見せた子ネコの姿に涙が出る
  7. 「落選が内定」と開き直る金爆に「不甲斐ない」とAKB、謝罪する演歌歌手も 紅白出場逃した歌手の嘆き
  8. タイツメーカーのアツギ、「タイツの日」PRイラストで炎上 絵師25人以上とコラボ 「性的搾取」など関連ワードがTwitterトレンド席巻
  9. 「とうとうその日が来た」 AKB48、紅白落選で衝撃 メンバーは“言い訳のできない現実”を受け止める
  10. Koki,&cocomi、若かりし父・木村拓哉とのラブラブショットで48歳バースデーを祝福 「いつまでもカッコイイ父上でいてください」