引越の段ボール箱に“マンガの集中線” 「割れ物注意」が目立つ&楽しいとネットで評判 デザインの意図は
「スター引越センター」の梱包用段ボール箱のデザインが話題に。制作経緯を取材しました。
引越し業者「スター引越センター」の梱包用の段ボール箱が、「割れ物注意」を書くのに効果的なデザインだとTwitterで注目を集めています。箱の側面いっぱいにマンガの表現技法の一種「集中線」が印刷されており、その中央に「上積み厳禁」「天地無用」など文字を書くことで注意書きを目立たせることができるのです。これは引越し業者に訴えやすくて便利、しかもいろいろ遊べて楽しそう!
スター引越センターはスタームービング(本社:神奈川県横浜市)が営む、東京都・神奈川県と中部・関西・東北地方間の引越しを手掛ける運送業者。これまで同社の段ボール箱は、側面に企業のロゴが入っただけのシンプルなデザインでしたが、今年3月から集中線を大きくプリントしたものにリニューアルしました。
4月10日にあるTwitterユーザーが「不思議なデザインだなーって思ってたんだけど、『割れ物注意』書くのにすごくいいんだね!」と段ボール箱の写真を投稿したところ、2日間で2万回近くリツイートされるなど大きな話題に。写真の箱には「ワレルー!」「ワレモノォー!!」とコミカルな注意書きが書かれていたのも相まって、「落書きしたくりますねこれ(笑)」「集中線wwwww」「いいですね」と共感の声を集めています。
集中線をデザインした意図についてスタームービング担当者に取材したところ、「お客さんが荷物を梱包するときに、何か楽しい言葉を書きたくなるようなデザインを心がけました」と説明。どうも注意書きの強調というよりも、依頼人と運送業者間でちょっとした交流が生まれるのを期待してのデザインだったようです。
「最近弊社ではブランドイメージ向上のためロゴマークや名刺をリニューアルしております。中でも月に何万枚と使ってもらっている段ボール箱は一番お客さんの目につくので、こちらで何か面白いことをしてみたくなったんです。いつも配達業者に向けて注意書きやどの部屋に運んで欲しいかなどを書いてもらっていますが、もっと気軽に奇をてらった言葉や絵を書きたくなるにはどうしたらいいか考えた結果、集中線をプリントすることにしました」(スタームービング担当者)
リニューアル後、現場からは段ボール箱に変わった文字やイラストを見つけたという報告がポツポツ入るように。例えば複数の箱にマリオがキノコをとっている絵が描かれ、「キノコが1個しかない箱は○○の部屋へ」「2個ある箱は△△の部屋へ」と描き分けられているケースもあったそうです。運びながら笑みがこぼれてしまいそう。
Twitterでの反響については「正にこちらが欲していたものを書いてもらえてうれしかったです。ツイートもかなり拡散されていたので、箱の存在が広まったことも非常にありがたい、という気持ちも正直なところです(笑)」と担当者も喜びをあらわにしてました。
販売について問い合わせも相次いだため、スター引越センターでは段ボール箱の注文フォームを臨時で開設し、電話受注と併せて1枚200円(税別)で販売しています。対応が早い……! 春の引越しラッシュも落ち着き始めたころでしょうが、今後どこかで人知れず、依頼人と配達業者の間でこの箱を使ったコミュニケーションが生まれているかもしれません。
(黒木貴啓)
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