「ねこまんま」は関東と関西で違うメニュー? 「ごはんにみそ汁」派と「ごはんに鰹節」派で盛り上がる
どっちもうまいからセーフ。
» 2017年05月02日 19時15分 公開
[たろちん,ねとらぼ]
「ねこまんま」と聞いたとき、皆さんは「ごはんに鰹節」と「ごはんに味噌汁」のどちらをイメージするでしょうか。東日本と西日本でこの定義に違いがあるとネット上で話題になっています。
東日本のねこまんまは「ごはんに鰹節」、西日本のねこまんまは「ごはんにみそ汁」というのが一般的だと言われているそうです。ただ、ネットの反応を見ると「関東だけど味噌汁かけごはんのことしか知らなかった」「関西だけどおかかご飯をねこまんまと言う」など、意外に感じた人も多かったようです。
ちなみに辞書でねこまんまを引いてみると、「猫に与える餌。また、米飯に鰹節と醤油、または味噌汁などをかけた人の食事」(デジタル大辞泉)とあり、東西どちらのスタイルも「ねこまんま」と呼ばれていることが分かります。名前の由来はねこに人の食べ物の残りを与えていた時代の名残で、なんとなくお行儀が悪いイメージがあるのはこうした「残飯」「見た目にこだわらないズボラ料理」といった部分が影響しているようです。
地域や家庭によっては「汁かけごはん」「いぬまんま」「おかかごはん」など呼び方もさまざま。ネットでは「東西の違いがあったことに驚いた」という人が多かったですが、近年は料理漫画やドラマでもそれぞれのスタイルの「ねこまんま」を目にする機会が多くなっており、あまり明確な地域差というのは感じられなくなっているのかもしれません。
(たろちん)
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現在は五大都市圏がイコール五大都市の定義になっている模様。
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