気圧予報アプリ「頭痛ーる」マスコットの過去が気圧より重い ふくろう博士「予報のせいで母親を死なせた」

重い……。

» 2017年05月12日 19時05分 公開
[福田瑠千代ねとらぼ]

 気圧予報アプリ「頭痛ーる」のマスコットキャラ「ふくろう博士(ヒロシ)」の過去が気圧に負けない重さだと話題になっています。

気圧予報アプリ「頭痛ーる」マスコットの過去が気圧より重い ふくろう博士「予報のせいで母親を死なせた」 「ふくろう博士(ヒロシ)」本名:不苦労 博士(ふくろう ひろし)

 「頭痛ーる」は頭痛の原因の一つともいわれる気圧の変化を地域ごとに細かく予報し、頭痛を警戒すべきタイミングを教えてくれる便利なアプリ。アプリを開くとかわいいマスコットの「博士」と、猫の「マロ」が出迎えてくれます。普段は「こんばんは」「お空はどうしていつも変わるのかニャー」といった何気ないひとことを発するだけですが、彼らには意外な過去が秘められていました。

気圧予報アプリ「頭痛ーる」マスコットの過去が気圧より重い ふくろう博士「予報のせいで母親を死なせた」 博士に拾われたという「マロ」

気圧予報アプリ「頭痛ーる」マスコットの過去が気圧より重い ふくろう博士「予報のせいで母親を死なせた」 気圧の変化をグラフで教えてくれます

 アプリに収録されている「博士とマロ 〜キャラクター紹介〜」によると、「マロ」は「博士」の養子で、“ある寒い雨の日にひとりで泣いているところを保護された”そうです。そして、紹介ページを下までスクロールすると、2人のさらなる過去も明らかに。なんとマロの母親は大荒れの天気の中、幼き日のマロを残して亡くなっていたのです。おまけに親子で出かけたのは“行楽日和”と天気予報が出ていたため。博士はこのことをいまだに気に病んでおり、自分の予報のせいで母親を死なせてしまったのではないかと悩み続けていました。

気圧予報アプリ「頭痛ーる」マスコットの過去が気圧より重い ふくろう博士「予報のせいで母親を死なせた」 まさかのストーリー

 紹介ページでは、「無邪気なマロはいつも空ばかり見ている。 『お空はどうしていろいろ変わるのかニャー。』 『博士(ヒロシ)みたいに空にもっと詳しくなりたいニャ。』 雨の日の記憶が有るのか無いのかマロはこうつぶやいた。 『明日は晴れるといいニャ。』」という文で締めくくられています。マロ……。


 実は母猫はもともと病弱で、いつ死んでもおかしくない状態だったそうです。死別したのも最後の思い出にと出かけたピクニック中でのこと。当日急変した天気はあまり関係がなかったようなので、本当なら博士もそこまで思いつめる必要はないのですが……。果たして2人が曇りない気持ちで、共に空を見上げられる日はくるのでしょうか。今日も「頭痛−る」は気圧予報を届けます。


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