自転車の無灯火運転はどうして危ないの? その理由を解説した漫画に「免許を取ると分かる怖さ」と共感の声が殺到
ライトの役割は道を照らすことだけではありません。
夜間、暗いときなどに使用する自転車のライト。まだ周囲が見えているから大丈夫だろうと点けないまま、走行した経験はありませんか? その無灯火運転が危ない理由を紹介する4コマ漫画が「ほんとこれ」「自動車免許を取ると気付く怖さ」と話題になっています。
4コマ漫画には「ライトを点けなくても見えるから別にいいだろ」と無灯火運転をする自転車が登場。付近を走るトラックがヘッドライトを使用しており、それで位置が分かるから大丈夫という判断のようです。もっともらしい理屈ですが、どこに問題があるのでしょう。それは、他人の視界を考慮していない点。自分がライトで周囲の車両の存在を把握しているのなら、自分もライトを使わないと、他人からは見えないというわけです。
この漫画を、漫画家の亞さめさん(@a_sa_me)がTwitter上に投稿したところ、「道の明るさは人によって違う」「無灯火自転車は、夜になるとただの黒い塊になる」と共感の声が。自転車のライトは光量が少なく、前方の道を照らすには弱いことから「実質的には対向車に(自分の位置を)知らせるためにあるようなもの」と認識している人もいるようです。
ちなみに、道路交通法第52条では「(自転車を含む)車両等は、夜間、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない」と無灯火運転が禁止されており、違反すると5万円以下の罰金を課せられる可能性があります。自分の安全運転はもちろんですが、他人の安全のためにも、自転車のライトはしっかり点けるようにしたいものです。
画像提供:亞さめ(@a_sa_me)
(マッハ・キショ松)
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