ご当地キャラクター初のミュージアムがオープン 深谷市の「ふっかちゃんミュージアム」に行ってきた
頭に深谷ねぎが生えています。
深谷ねぎで有名な埼玉県深谷市。ここのご当地キャラクター「ふっかちゃん」は、深谷ねぎのツノを持つウサギのようでシカのような「ふっか」という生き物。愛くるしい姿で老若男女問わず、人気のイメージキャラクターです。そのふっかちゃんのミュージアムが5月20日にオープンしました。
ミュージアムは「道の駅はなぞの」の2階。深谷市の特産品などが並ぶ1階にも興味そそられます。
階段を登ると、光に浮かび上がるようなふっかちゃんが迎えてくれます。
画面にはふっかちゃんの映像が流れ、その横には原画やさまざまな写真が飾られています。いろんなタイプのふっかちゃんがいる原画は、制作の裏側を見ているようです。
館内に入ると、まずはキッズスペース。優しい木のぬくもりたっぷりの家具にふっかちゃんがたくさん! イスにはふっかちゃんのお手伝いをするキャラクター「ねぎぼーず」も。
そして、ふっかちゃん人形が一面に敷き詰められた棚。さまざまな姿のふっかちゃんがズラリと並ぶなか、ちょっと特殊なふっかちゃんもいます。これはなんなのでしょうか……?
すると、ふっかちゃんと同じ衣装を着たお姉さんが現れました。ここの館長さんであり、名前は二等兵さん。なぜその名前かは気になりましたが、それはさておき、ミュージアムについてお話を聞くことにしました。
「ここは、グッズだけでなく、ふっかちゃんのさまざまな展示品が飾られているミュージアムなんです。ご当地キャラクターでは初のミュージアムだと思いますよ」と二等兵さん。彼女の傍にあるふっかちゃんづくしの台は、ファンや友達のご当地キャラクターたちからいただいたプレゼントの一部を展示しているそうです。先ほどの棚にあった冠や色紙、タスキなども贈り物。かなり人気者みたいですね。
ふっかちゃんといえば、「ゆるキャラグランプリ2014」で第2位、翌年には第3位、そして「ゆるキャラ for チルドレン2015」で堂々の初代グランプリを獲得した実績を持っています。そうした知名度により、全国からファンが集まってくるそうです。なかには深谷市役所に通うほどのファンもいるとか。
ほかの展示品についても尋ねると、深谷市誕生10周年記念イベントで走らせた「SLふっかちゃんエクスプレス」のヘッドマークも注目してほしいとのこと。秩父鉄道のSLに取り付けた実物だそうです。さらにお友達アイドルのミュージックビデオに出演したときに特別に作ってもらったという車掌帽を教えてくれました。
そして、車掌帽がのっていた台は、UFOキャッチャー! 500円で商品がゲットできるまで挑戦できると書かれています。なんて良心的なんでしょう。試しにやってみたら、レアグッズをつかみました。
すると、二等兵さんが「ちょっと行ってきます」と消えてしまったので、館内を見ながら待つこと数分。二等兵さんと一緒にふっかちゃんが登場しました。たくさんの人が集まり、撮影会がスタート。入り口の広々とした空間は、このためのものだったようですね。
こちらはミュージアムといえど、グッズも豊富。約3000点以上もあるふっかちゃんグッズの中からセレクトした商品をラインアップ。ミュージアム限定品もあります。なかでも、オープンと同時に発売された限定品「おやすみぬいぐるみ」は、有無を言わずカゴに入れてしまうほどの愛らしさです。
また、二等兵さんのお気に入りを尋ねると、いっぱいありすぎて困っていましたが、選んでくれたのはこちら。お子さんのファーストブックにしてほしいとの思いで作成された絵本、そして1つ1つ手作業で作られたカゴです。
そして、人気ナンバー1は「車からのぞくシール」。車の窓ガラスにひょっこりと顔を出したふっかちゃんを市内でけっこう見かけるそうですよ。
そして、今度の6月24日は「ふっかちゃんバースディぱーちぃ」。7回目のお誕生日を記念して、全国からお友達キャラクターが40体ほど集結するイベントが行われるそうです。ちなみに、展示品は定期的に入れ替えるとのこと。「バラエティー豊かなグッズや展示を楽しんでもらえるように」と二等兵さん。かわいらしいフォルムと表情や動きにほわんと癒されるふっかちゃん。ミュージアムは、ドライブの疲れを癒す立ち寄りスポットになりそうです。
(茂木宏美/LOCOMO&COMO)
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