インターネットを席巻する“フリー素材の巨乳美女”は何者か フリーランスのグラドル「茜さや」さんに話を聞いた(2/3 ページ)

» 2017年07月15日 11時00分 公開
[イッコウねとらぼ]

フリー素材として

―― どういう経緯で「ぱくたそ」のフリー素材になったんですか? サイト上で募集はしていたようですが……。

茜さや: 共通の知り合いの方から声をかけてもらって、そのまま「良いな」ということで採用されました。

 とはいえフリー素材なので「写真の仕事が来なくなっちゃうんじゃないか」と最初は悩んでました。でも、普段の仕事はグラビアが好きな人にしか見てもらえないですけど、企業の人とかにも見てもらえるし、無料だから拡散力はすごいし、「ぱくたそ」さんのPVもすごいので、それで決めました。

―― 募集のページには写真の権利を「ぱくたそ」に譲渡する事などが書かれていますが、やはりフリーランスだからこそフリー素材になることができたという側面もあるのでしょうか?

茜さや: それは大きいかもしれない、確かに事務所に入ってると難しいと思います。事務所によって違うかもしれませんが、権利についてはきっちり決めているところが多いので。

―― 今でも撮影してるんですか?

茜さや: そうですね、最近は行政とのコラボもやっていて、直近だと雪山で撮ったスキーの画像があって、今度は温泉地で撮った浴衣姿の写真が出るんです。それも終わったらまた次の撮影が始まる感じです。


フリー素材 「ゲレンデ中のメンズを虜にしたスキー女子」

―― 初めてあった人から「ネットで見たことある」とか言われたりします?

茜さや: あー、言われますね。メイクにもよるんですけど、薄いメイクだと言われる可能性が高いです。ダーツの仕事なのかフリー素材なのか、どこで見てもらったのかは分かりませんけど、飲食店でこっちを見ながらヒソヒソ話されたりします。

―― ネットやってて自分の写真を見たりとか……。

茜さや: しますね。「クリックしたらどういうところに飛ぶんだろう」とかやっぱり気になるので。「こういうとこで使われてたよ」って友達とかお母さんからURLが送られてきたりします。

―― どの写真が好きですか?

茜さや: やっぱり一番使われているパイスラの奴です(笑)。


フリー素材 お気に入りはやっぱりこれ

――想定外な写真の使い方をされたことはあります?

茜さや: これは違反になったケースですが、顔だけ私で身体が全然違うっていうことがありました。それは規約としてダメなので。

――違反になった場合ってどういう処分になるんですか?

茜さや: (「ぱくたそ」側が)連絡してくださって、削除してくれるまで対応してもらいました。

フリー素材化のデメリットはほとんどない

――フリー素材になって良かったことはありますか?

茜さや: イベントに行った時に「あれ、フリー素材の人だよね」みたいなこともありますし、グラビア撮影のスタッフにフリー素材やってるってことを気づいてもらえたりします。あと、フリー素材を見てもらうことで「ウチの会社のアイキャッチやってください!」というお話をもらえたり……いろんな所で気づいてもらえるので、知名度はすごく上がってるみたいです。フリー素材を始めたことで、逆に仕事が増えた気がしますね。フリー素材をきっかけにして「こういうのを撮りたいからモデルになってください」とか「会社の物を持って写真を撮らせてください」とか、そういうお話をいただいたりもします。

―― 逆に嫌だったことってあります?

茜さや: うーん………嫌だったこと……(20秒ほど考え込む)。

―― ……そんなに少ないですか?

茜さや: 少ないですね……メリットだらけかもしれない。最初は仕事が減るかも、と思っていたんですがそういうこともなく。カメラマンさんもキレイに撮ってくれてすごいですし、メイクさんも完璧だし、いい写真ができるので。

―― 「ぱくたそ」さんは写真が本当にキレイですよね。写真はどういう流れで撮影されているのでしょう。

茜さや: 「こういう風に撮ります」という構成を決めて、当日はそれに沿ってバンバン撮っていくんです。写真のキレイさはフリー素材をやることを決めた理由の1つになったぐらいです。モデルの意見もすごく聞いてくれていて「コレやりたい」と言ったらやってくださるし、こちらの希望も聞いてくれます。


フリー素材 写真の美しさも「ぱくたそ」の魅力の1つ

―― 「ぱくたそ」さんの写真の中には、一風変わった写真があったりするのですが、テーマはどういう風に決まっているのでしょう。

茜さや: あー。ナイフ持ってるやつですか?(笑)


フリー素材 「凶器を持った囚人美女」という写真。どこで使うんだろう……

―― それもそうですが(笑) 茜さん以外にも一風変わったものがありますよね。

茜さや: モデル側も皆がアイデアを出しあって決めているので、変なものはその段階で決まったものが撮影されているんだと思います。でも、意外と使われてたりするので面白いですよね。話題性があるネタを使ってバズらせるという狙いもありそうですけど。


フリー素材 やくみつるさんっぽい人がポケモンGOっぽいゲームをする写真も(関連記事

―― 今後フリー素材でどういう写真が撮りたいとかあります?

茜さや: 今まで着たことがない格好がしたいですね、ナースはやったので、女医とか。

―― コスプレは好きなんですか?

茜さや: 好きです。リクエストがあって一回だけイベントで「あの花」のめんまをやったんですけど、アニメが好きなので申し訳ないんですよ。可愛すぎる子は申し訳ないからやりたくなくて、めんまも好きすぎて本当は嫌だったんです。やっぱり3次元って超えられないじゃないですか。

―― やってみたいコスプレってあるんですか?

茜さや: すーぱーそに子と『NARUTO』のヒナタがやりたいですね。すーぱーそに子はムチムチしてて自分の体形とも合ってるので。でも、機会があまりなくて……。

―― コミケや超会議でコスプレしてみたいとか、そういう思いはあります?

茜さや: やってみたいですけど、やっぱり勇気がないです。コスプレの人にはお会いしたことがないので知識もないですし。でも今度コミケでROMを売るかもしれないので、そこでコスプレの人を見たいと思ってます。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/18/news202.jpg 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. /nl/articles/2412/20/news023.jpg 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. /nl/articles/2403/21/news088.jpg 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. /nl/articles/2412/21/news038.jpg 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. /nl/articles/2412/21/news056.jpg 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  6. /nl/articles/2412/21/news088.jpg 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  7. /nl/articles/2412/20/news096.jpg 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. /nl/articles/2412/18/news015.jpg 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  10. /nl/articles/2412/17/news195.jpg 「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」