ニュース
» 2017年08月17日 11時30分 公開

ドラクエ11の「マジスロ」が面白すぎて世界が救えない件(1/2 ページ)

おおゆうしゃよ、スロカスになってしまうとはなさけない。

[たろちん,ねとらぼ]

 「ドラゴンクエストXI」(ドラクエ11)が面白すぎる。本編もさることながら、PS4版のカジノに導入されている「マジスロ」が衝撃的なほど面白いのだ。

マジスロ 「マジスロ」がおもスロすぎる件

 マジスロとは「マジックスロット」の略で、魔法を使ったスロットマシンのことだとゲーム中で説明される。3つのリールを自分のタイミングで止める「目押し」ができることが最大の特徴で、パチンコ屋さんにある「パチスロ」によく似ているゲームだ。というか完全にパチスロだ。

 魔王を倒すため強い意志を持って冒険に旅立った多くの勇者たちが、カジノにたどり着いた途端このマジスロにハマって冒険が終了してしまうケースが続出しているようだ。もともとパチスロを「ギャンブル」よりも「ゲーム」として愛好していた筆者もそんなダメ勇者の1人である。

クオリティが「ミニゲーム」ってレベルじゃない

 ゲーム内のミニゲームに「パチスロ」が採用されること自体は実はそれほど衝撃ではない。古くはゲームボーイ版「ポケットモンスター」でも目押しができるスロットが登場している。では、「マジスロ」は何がそんなにすごいのか。それはパチスロを知らない人でも「よくできてるな」と思ってしまい、パチスロを知っている人なら「よくできすぎててヤバイだろ……」と思ってしまう異様なクオリティの高さだ。

 例えば液晶の「スラりん」はそろった小役に応じて、びっくりしたりアイテムを見つけたりザコ敵を倒したりとさまざまなアクションを見せる。期待値の上がる「高確率」ゾーンでは背景が夕方や夜になる。大当たりが確定するとスライムの「役物」がドガシャアンと落下して台がビカビカと光る。連チャンをかけてボスと戦う「チャレンジバトル」は完全にパチスロ「北斗の拳」シリーズなどでおなじみの「バトルモード」だし、液晶がプチュンと消えてその後全回転が始まる「ロングフリーズ」もスロッターの誰もが夢見る有名なプレミア演出だ。

 要するにマジスロは「マジでスロット」なのだ。全てがパチスロのお約束を踏襲してきっちり作りこまれている。ちなみにゲーム内で朝の時間にカジノに行くと「朝イチでいい台を取りたい」と並んでいる人までいて、「そんなとこまで完全再現するな!」と恥ずかしくなった人は多いだろう。

マジスロ マジスロ廃人になってしまった人たち(よい子はこうなったらダメだぞ!)

ゲームとよく似た「パチスロ」の演出力

 ものすごくざっくり言うとパチスロは「大当たりや小当たりが入っているくじ引き」というゲームだ。「7」が3つそろうと大当たりでコインがいっぱいもらえる(ちなみに抽選は内部的に行われているので通常時は「7」を目押ししてもそろわない)。

 たったそれだけのくじ引きをいかに面白く見せるか。そこで大切なのが「演出」と「仕様」だ。

マジスロ ボタン演出まで再現されてます

 「ドラクエ」という最強クラスの版権を使ったマジスロの演出が楽しくないわけがない。「スライムが合体してキングスライムになったら大当たり」「特訓してメタルキングを倒せたら大当たり」「宝箱から7が出たら大当たり」といった演出は、パチスロを知らなくてもドラクエを知っていれば直観的に理解できる。オートプレイもあるので液晶の演出だけを楽しむという遊び方もアリだろう。

 「ゲーム」と「パチスロ」には共通点もある。昔はリールを回すだけだったパチスロにドットの小さな液晶が付き、次第にアニメを流せる大きな液晶や派手な役物が追加されていった流れと、ファミコンのドットから始まったドラクエがハードの進化にあわせて豊かな表現力を獲得していった流れはよく似ている。

 筆者は知り合いのゲームクリエイターが近年のパチスロの演出の進化を見て「すげーすげー!」と興奮しているのを見たことがある。「かいしんのいちげき」の音やエフェクトが気持ちいいように、「ボーナス確定」の音やエフェクトもより気持ちいいものになるよう進化してきたのだ。

「マジスロ」がパチスロよりもすごい点

 では、マジスロをそのままパチスロにしたら面白いかというとそうではない。「ドラクエ好きの子どもをパチンコ屋に誘惑していいのか」とか「絶対鳥山明が許可を出さない」とかの事情もあるけど、そもそも「マジスロはパチスロの仕様では作れない」のである。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

  1. 上野樹里、“娘”の誕生日に愛情たっぷり手作りオムライス公開 「がんばろうね ママより」と祝福メッセージ
  2. 石橋貴明&鈴木保奈美が離婚報告 今後は“事務所社長と所属俳優”として「新たなパートナーシップ」構築
  3. 元ブルゾンちえみ・藤原史織、最新ショットに反響 「更に痩せた?? 可愛すぎる」「素敵です!! 足細いですね」
  4. 「美容師人生の集大成を見せる」 タンザニアハーフ女子を縮毛矯正したら「美容師ナメてた」「人生変わるレベル」と360万再生
  5. 出勤時、妻にいつになく強く抱きしめられた夫→妻が家に帰ってくると…… 何気ない日常を描いた漫画にツッコミつつもジーンとする
  6. 怒られたシェパード、柴犬の後ろに隠れたけど…… でっかくて丸見えなしょんぼりワンコが応援したくなる
  7. 塚本高史、中2長女&小6長男の背の高さに驚き 「なんじゃこいつらの成長の早さは!」「俺身長抜かれるんか?」
  8. 「声出して笑った」「狂人度高くて好き」 自転車泥棒を防ごうと不吉そうな箱を自作→まさかの結末迎える漫画が話題に
  9. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  10. 基地で生まれ育った子猫、兵士が足踏みすると…… まねをして一緒に行進する姿がかわいい

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「産んでくれた親に失礼」「ちょっと我慢できません」 上原浩治、容姿批判のコラム記事に不快感あらわ
  2. ホワイトタイガー「あっ、落としてもうた」 うっかり子どもを落とした母と、落ちてゆく子どもの表情がじわじわくる
  3. がん闘病の大島康徳、肝臓に続いて肺への転移を告白 息苦しさに悩まされるも「大して成長してない」
  4. 「目パッチリです」 宮迫博之、最高難度の美容整形を決行 クスリ疑惑もたれたクマやほうれい線の一掃で“別迫”に
  5. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  6. 大島康徳、ステージ4のがん闘病でげっそり顔痩せ 相次ぐ通院に「正直かなりしんどかった」
  7. 山に捨てられていたワンコを保護→2年後…… “すっかり懐いたイッヌ”の表情に「爆笑した」「かっこよすぎ」の声
  8. 「ブス、死ね」 りゅうちぇる、心ない言葉への返答が感銘を呼ぶ 「心もイケメン」「りゅうちぇるのおかげで自己肯定感上がった」
  9. 『はらぺこあおむし』の版元、毎日新聞の風刺漫画を批判 「おそらく絵本を読んでいない」
  10. 小林礼奈、4歳娘を連れて夕食中に客とトラブル 痛烈コメント受けて「私たち親子を悪にしたい人がいる」