コンビニのレジ袋に「市指定」の文字 沼津市“ごみ袋指定制度”が注目集める
指定の袋がある自治体では非常に助かる取り組み。
コンビニのレジ袋といえばいつも見慣れたデザインのものばかりですが、静岡県の沼津市では、ちょっと変わった袋がもらえることもあるようです。Twitterユーザーのばんぶーさん(@HPT3506F)が投稿したセブン-イレブンのレジ袋には、ロゴの上部に「沼津市指定袋」「この袋は沼津市のごみ袋として使用できます」といった文字がプリントされています。
沼津市では、ごみを出す際に「沼津市指定袋」を使用するよう定めており、規定の文字がプリントされているものでなければなりません。そんななか、セブン-イレブンのレジ袋もごみ袋として利用できるようになっており、リプライ欄では「有能すぎ」「みんなこうなれば良いのに」といった声があがっています。
この施策について、沼津市のごみ対策推進課に話を聞いてみました。
職員の話によると、沼津市で指定袋の制度が始まったのは1999年から。当時「ごみを減らすため、沼津市のごみは沼津市民が出したものとして、責任をもって出してもらおう」という声があがったことがきっかけでした。
レジ袋を指定袋にするには、スーパーなどが市に申請し、認定されれば指定袋の文字を入れられるようになります。申請や認定に手数料などは掛かりません。コンビニ以外にも市内のスーパーなどもレジ袋が指定袋になっています。ただし、市内のコンビニ、例えばセブン−イレブンでも、指定袋を使用している店舗と使用していない店舗があるとのこと。
また、沼津市の公式サイトに「同じお店のものでもレジ袋を削減するために有料化等に取り組み、『沼津市指定袋』の印字をしないところが増えています」とありますが、有料化しながらも指定袋を続けている店などもあるそうです。
同制度は、静岡市でも導入されている他、清水町も沼津市に追随する形で取り入れられています。
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