伝説の髪形「昇天ペガサスMIX盛り」って実在したの? 「メガ盛りスタイル」のその後を歌舞伎町のヘアサロンで聞いてきた(1/2 ページ)
「“昇天ペガサスMIX盛り”のキャバ嬢っているの?」と疑問を抱いていた当時のギャルとネット民へ。
今からおよそ10年前に誕生したヘアスタイル、“昇天ペガサスMIX盛り”を皆さんはご存じでしょうか。
昇天ペガサスMIX盛り
2009年5月5日に発行された『盛り髪セットサロンバイブル/SAKURA・MOOK38』で、盛り髪セットの“バイブル”として紹介された“昇天ペガサスMIX盛り”は、その強烈なネーミングやフォルムから、見るもの全てを「まじかコレ」とざわつかせました。
わずか見開き1ページで紹介されたヘアスタイルでしたが、これに相乗した形としてさまざまな“メガ盛り”ヘアスタイルが誕生し、その独創性や奇抜さは常に見るものの度肝を抜くものでした。
【“メガ盛り”名称一覧(抜粋・原文ママ)】
- 『盛り髪セットサロンバイブル』
- 「トルネード花魁アップ」―― 大きなお花をのせた玉ねぎ状のアレンジ☆
- 「ポンパ巻き貝ハーフアップ」―― ねじり上げてつくったインパクト大の盛り
- 「昇天ペガサスMIX盛り」―― 天まで届くペガサスの角のような超高層ヘア!
- 『キラキラhair』
- 「ベルサイユ宮殿盛り」―― マイナスイオン大量発生! ゴージャスお花づくし!
- 「鳥かごのせちゃいました! 盛り」―― 私だけの小さな恋人(ハート)いつまでも一緒にいたいから…
- 「私の船に乗りなさい! 盛り」―― 逆巻く波にも動じない! タフな女パイレーツ
- 『小悪魔ageha』
- 「阿修羅ヘア」―― 360度どの角度からも睨みきかせて戦いの神団子
- 「東京タワー(ハート)」―― 華やかに凛と立つタワーな女になりたい(ハート)
- 「綾波レイ盛り」―― 使徒がやってくる前に盛り髪を完成させなくては…
第二次ギャルブーム真っただ中の2000年代後半、キャバ嬢がモデルを務める雑誌『小悪魔ageha』が提案する華やかな姉ギャル・姫ギャルファッションは当時のギャルから絶大な人気を誇っていました。
目を大きく見せる“デカ目”メーク講座や、キャバ嬢向けヘアスタイルの“盛り髪”紹介などといったさまざまな人気コーナーが話題を呼び、急速に読者の数を伸ばした同誌。“昇天ペガサスMIX盛り”が『小悪魔ageha』発祥と認識されていることが多いのは、同誌が常に新たな文化を発信していたからかもしれません。
当時、油性のマジックペンをアイライナーとして使用するゴリゴリの黒ギャルだった筆者も、『小悪魔ageha』に登場するモデル・荒木さやかさんにハートを撃ち抜かれ、デカ目メークに精を出す白ギャルに転身したり、「18歳になったらキャバクラに体入(体験入店)して、さやかちゃんみたいな盛り髪にしてもらうんだ!」と将来の夢を見いだしたりしたものです。
それだけに筆者は、ようやく18歳を迎えたとき目にした“昇天ペガサスMIX盛り”に「ゥケる(そんなばかな)」と衝撃を受け、“鳥かごのせちゃいました! 盛り”に「まぢパない(どうなってるんだ)」と動揺し、都心部のキャバ嬢たちは一体どんなヘアスタイルで男性客を魅了しているの? と、体入どころではない疑問に苛まれたのです。
“昇天ペガサスMIX盛り”が誕生してからおよそ8年。当時、第一線で働くキャバ嬢の方が身の回りにいない人にとって知るよしのなかった「“昇天ペガサスMIX盛り”をしていたキャバ嬢っていたの?」という疑問の真実を求め、筆者は日本三大歓楽街の1つ、新宿・歌舞伎町へ行ってまいりました。
“昇天ペガサスMIX盛り”をしていたキャバ嬢っていましたか?
とはいえ、道行くキャバ嬢の方を呼び止め「昇天ペガサスMIX盛りしてますか?」と聞いていては、らちもあかなければ不審者にもなりかねないので、キャバ嬢のヘアスタイルにもっとも寄り添っているであろう、ヘアセット専門サロンへ当時の疑問をぶつけることにしました。
快くご協力下さったのは、新宿・歌舞伎町にある「ヘアセットアップス」。キャバ嬢、ホストなどのヘアセットはもちろん、一般のお客さまへ向けたヘアセットやエクステンションなども施すヘアセット専門サロンです。
インタビューに答えていただく店長の菅野さんは、2005年頃から新宿・歌舞伎町でキャバ嬢のヘアセットを作り続け、2009年に同店をオープンさせました。
あれだけ世を騒がせた“昇天ペガサスMIX盛り”。長年、キャバ嬢のヘアスタイルの変移を見てきた菅野さんならオーダーされたことがあるかもしれません。セットするのも大変だったことでしょう。ぜひ、その時の心境を伺いたいものです。
―― 早速ですが、“昇天ペガサスMIX盛り”をしてるキャバ嬢っていましたか?
菅野さん:いなかったと思います。12年間ほど歌舞伎町でスタイリストをやっていますが、街で見かけたこともないですね。
……おっと、どういうことだ。「今はさすがにいないけど昔はいました」や「1人だけ見た」や「いた気がしてきた」や「僕がしてました」ではなく、見たこともないというのです。
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