「こんなにも違うのか」 動物病院の対応の違いに驚く漫画に注目集まる
同じような経験をしたことがあるという反応も。
動物病院で対応がこんなにも違うのか――料金や診察内容についての違いを描いた漫画が注目を集めています。
漫画を投稿したのは漫画関係の仕事をしている梅山たら子(@umeyamatarako)さん。飼っている4歳のうさぎ(ホーランドロップイヤー)が夏ごろからくしゃみをするようになった(通常はうさぎはくしゃみをしない)ため、ある動物病院(病院A)に連れて行きます。
この病院では、まずうさぎの状態について質問され、診察室の外で1時間ほど待つことに。その後「レントゲンや血液検査をしたものの異常はなく、原因は分からない」との結論を告げられました。梅山さんにとっては不満の残る結果で、料金は5万3000円。内訳はレントゲン4枚1万5800円、血液検査1万2800円、総合生化学検査料1万5300円、診察料3300円、注射処置料2000円となっていました。
「モフ(うさぎの名前)のためならいくらお金かかっていいけど、原因不明で高額すぎません?」と梅山さん。
梅山さんはその後、別の病院(病院B)へ。以前に電話で問い合わせをしたときに冷たい印象を受けたものの、周囲にうさぎを診てくれる病院が少なく、不安がりながら訪れたそうです。接客はあまりよくないと感じたものの、目の前で触診をしてくれて、腕がある人だと安心できたとのこと。獣医師さんは見た限りでは異常は無いとしつつも、考えられる原因を提示して薬を出しました。料金は5500円で、その内容は診察相談料1400円、検査料1200円、薬料2500円だったとのこと。その後、うさぎは回復に向かっているそうです。
この違いにTwitterでは驚きの声が上がるとともに、同じような経験をしたことがあるという人からの反応も多く見られました。
「同じ症状なのに病院で調べ方や金額が全然違うことに驚いたのでこういうことがあったよと気軽に書いただけです」と漫画を描いた理由について話してくれた梅山さん。「どちらの病院がいいかは私にはわからないので見てくれた方に委ねたいと思います」
ネットの反響については「こんなにあると思わなかったのでかなり緊張しました笑」と驚いた様子。「色んな方のコメントが考えさせられるものばかりでした。悲しい思いされてる方もいたので病院側も動物達も幸せな結果になればいいのにと思います」
獣医師の診療料金は各自で決めており、病院によって差がある状況です。いざというときに備えて、日ごろから口コミ情報をチェックしたり、セカンドオピニオンが聞けるよう複数の病院を調べておくといいかもしれません。
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