トランプ大統領を凍結しない理由は? Twitterが北朝鮮“脅迫”ツイートめぐり説明

北朝鮮をめぐり「彼らは長くないだろう」と投稿したトランプ大統領のツイートが、Twitterで禁止されている「脅迫」だと指摘する声が。

» 2017年09月26日 15時35分 公開
[ねとらぼ]

 「北朝鮮の外相がちびのロケットマン(金正恩氏)の考えを繰り返すなら、彼らは長くないだろう」――脅迫と受け取れる米ドナルド・トランプ大統領のツイートが物議を醸しています。このツイートをめぐり、なぜ彼のアカウントを停止しないのかをTwitter社が答えました。

 このツイートは、国連総会での北朝鮮の李容浩外相の演説についてのもの。Twitterでは脅迫は禁止されているため、なぜこのツイートを消さないのかというという質問が同社に寄せられていました。

 同社は「Twitter PublicPolicy」アカウントで、全てのアカウントに同じルールを適用しており、ツイートがルールに違反しているかどうかは、複数の要素から判断すると説明。その要素の中には報道価値や公共の関心も含まれているとしています。

 また、これは長らく社内の方針として運用してきたものの、今後はこれを公のルールに反映させることも明らかにしています。

Twitterのルールでは脅迫は禁止されています

 これに対し、Twitterユーザーからは「大統領だから停止しないのは偏っている」「報道価値があっても脅迫だ」と納得いかないという意見や、「1つのツイートについて聞いているんじゃない。繰り返しルール違反しているのになぜ停止しないのか」「トランプは毎日規約違反してる」と今回の件だけでなく日頃のツイートを問題視する声が寄せられています。

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