新鮮な牛乳を巨大UFOの乳首から子どもたちのコップに注入 九州のローカルCMが人類には早すぎる
どういうことだってばよ……。
熊本県の酪農団体によるローカルCMが、「UFOから乳首が出てる」「違和感しか感じない」とネット上に衝撃を与えています。
「らくのうマザーズ」というブランドで牛乳の生産、販売などを手掛ける熊本県酪農業協同組合連合会は、7月に新CMを公開。「牛乳ビーム編」の冒頭には、自然の中を走る子どもたちが登場し、コップを持った手を元気よく青空に向かって突き出します。「しぼりたての牛乳を、できる限り早く子どもたちに届けたい」という女性のナレーションは穏やかなトーンで、おかしな点は何一つ見当たりません。
しかし、空に巨大な影が現れると状況が一転。カメラが切り替わると、そこに写っているのはホルスタイン柄のUFOで、なぜか下部から巨大な牛の乳首が出現します。UFOが乳首から牛乳を噴射してコップに注ぐと、子どもたちはおいしそうにゴクゴク。なんだろう、この人類には早すぎる映像。
合わせて公開された「熊本直送編」は、牛乳生産のアプローチの変化を紹介する内容で、「負担のかかる従来の生産方法」として、牛を浮遊させUFOに取り込むアブダクション風のシーンが収録。その後、「次世代の生産方法」という文字とともに、謎の力でUFO付近の牛から搾乳する映像が流れます。
これらのCMを紹介するツイートが9月下旬に現れ、「発想が斜め上すぎる」「ヤバい以外の形容詞が見つからない」とネット上で大きな注目が。海外からも「日本人がまたやった」「日本は私を驚かせることをやめない」とコメントが寄せられています。
シュールな映像内容について熊本県酪農業協同組合連合会に伺ったところ、UFOから牛乳をダイレクトに提供する「牛乳ビーム編」は、同団体の牛乳生産の特徴を表したもの。通常のメーカーとは異なり、酪農家がしぼった生乳を直接搬入しているのだそうです。また、「熊本直送編」は「時代が変わると、酪農の技術も変わっていく」ということを、未来すぎる描写で誇張的に表しているといいます。
すでに放送終了していますが、これらの映像は熊本、福岡の2県でテレビCMとして放送。YouTubeで見ても十分インパクトのある内容ですが、何気なく見ていたテレビ番組の合間に流れた両県の人たちは、どれくらいびっくりしたんだろう……。
※「牛を浮遊させUFOに取り込むキャトルミューティレーション」と記載していましたが、正しくは「アブダクション」であるため、本文を修正しました。詳細はこちらの記事からご確認ください。
(マッハ・キショ松)
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