ニュース
» 2017年10月25日 21時57分 公開

360度方向から立体像を観察できる マクセル開発の「裸眼3Dディスプレイ」でよりリアルな表示が可能に

コンテンツ生成技術と組み合わせれば動画再生も行えます。

[宮原れい,ねとらぼ]

 マクセルは、曲面スクリーン上に立体像を表示する裸眼3Dディスプレイ「Glasses-free 3D-Display(以下、3D-Display)」を開発したことを発表しました。


マクセル Glasses-free 3D-Display 立体像 ディスプレイ 「Glasses-free 3D-Display」で観られる立体像

 3D-Displayは、どの角度・方向から見てもその視点に対応した立体像が観られる表示技術。NICT(情報通信研究機構)ユニバーサルコミュニケーション研究所のテーブル型裸眼立体ディスプレイ「fVisiOn」を基に、同社独自の光学技術と映像技術を組み合わせて浮遊感を向上させることで、よりリアルな立体像表示が可能になったとのこと。


マクセル Glasses-free 3D-Display 立体像 ディスプレイマクセル Glasses-free 3D-Display 立体像 ディスプレイマクセル Glasses-free 3D-Display 立体像 ディスプレイ 左斜め前、正面、右斜め前と、それぞれの視点からの立体像が観られる

 「fVisiOn」の大まかな仕組みとしては、光線の拡散を制御できるようにした特殊な円錐状スクリーンに複数のプロジェクターからの投写映像を同期させ、重ねて投写することで立体像を再生。今回はその光線の密度を3.5倍にまで高めた光線群を生成することで、立体像の解像度を大幅に向上。また立体像のサイズも拡大しています。

 裸眼のまま見ることができる特徴の他、コンテンツ生成技術と組み合わせることで動画再生も行えるとのこと。


マクセル Glasses-free 3D-Display 立体像 ディスプレイ 試作機では円錐状スクリーンを斜めにカットすることで、「浮遊感のあるリアルな立体像」を観られるようにしているとのこと

 同社は今後、3D-Displayの実現技術をデジタルサイネージ(電子広告)や車載映像表示システムなどの分野へ展開するとしていて、10月28日から開催される「東京モーターショー2017」の日立グループブースに試作機が参考出展される予定です。

 なお、試作機では立体像の見え方を検討するために視野角が50度となっていますが、原理的には360度に拡張することが可能だとしています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「訃報」「愛猫」「手風琴」って読める? 常用漢字表に掲載されている“難読漢字”
  2. 自分のことを“柴犬”だと思っている猫ちゃん!? 犬猫4きょうだいの息ピッタリな「いただきます」がお見事
  3. 圧倒的疾走感ッ! 深田恭子、ドローン撮影のサーフィン動画が「うわぉ カッコいい!」「水を得た魚のよう」と反響
  4. セーラームーンを自分の絵柄で描く「sailormoonredraw」チャレンジ 漫画家やイラストレーターの美麗なイラストが集まる
  5. 印刷した紙がプリンタから次々消失 → 原因を突き止めた動画に爆笑 「紙隠し」「ピタゴラスイッチだ」
  6. 「イチャイチャ感半端ない」 ヒロミ、妻・松本伊代をヘアカットする動画が130万回再生超えの大反響
  7. 「パワポで作った」 離れると意味が分かる岐阜新聞の「Stay Home」広告が話題、制作したのはデザイン経験のない営業社員
  8. 仕事のLINEに「洗濯たたみましたほめてほめて!」 応募総数8000件の「LINE誤爆」最優秀作品が決定
  9. 「私も撮りたい、貸して!」と言われて娘にカメラを渡したら―― 26万いいねを集めた衝撃写真を御覧ください
  10. 「レターパックプラスがボロボロの状態で郵便受けに入ってた」 受領印必須のサービス、明らかな過失でも補償なし? 日本郵便に聞いた