みんなのトラウマ・ロンダルキアの洞窟 「ドラクエII」への愛がこもった思い出語り漫画に共感の声
リメイク版ではマイルドになりましたが、オリジナルのファミコン版は……。
「自分をRPG好きにし、ひいてはゲーム絵描き沼に沈めた」ゲームとして、「ドラゴンクエストII(ドラクエII)」(ファミコン版)への思いを熱く語った漫画が共感を呼んでいます。作者はTwitterユーザーのてつよさん(@tetsuyo666)。同作はシリーズ屈指の難易度だけに苦労話多めですが、その分達成感も強く思い出に残っているようです。
「ドラクエII」は、ローレシア・サマルトリア・ムーンブルクの3国が生んだ、勇者「ロト」の血を引く王子と王女の物語。悪の大神官・ハーゴンを倒すため、ローレシアの王子が旅立つところから始まります。彼がサマルトリアの王子やムーンブルクの王女と巡り会うドラマが最初の見どころなのですが、それまでの1人旅がけっこう大変。序盤の敵はスライムやおおなめくじといった弱いモンスターですが、群れをなしてくるので苦戦させられます。こっちは呪文が一切使えず、頼みの回復アイテムも持てる数が限られているというのに……。
サマルトリアの王子が打たれ弱いこともあり、3人が合流できたからといって戦いが楽になるわけではありません。しかしその瞬間、フィールドで流れる曲が「果てしなき世界」に変化。誰かが力尽きて欠けると元の「遙かなる旅路」に戻る演出まで含め、てつよさんは感動するポイントだと語っています。
そして話題は、多くのプレイヤーの心をへし折った「ロンダルキアの洞窟」へ。構造が複雑なうえに落とし穴だらけ、出現する敵も場違いではないかと思うほどに強く、シリーズ最高難易度との呼び声高い凶悪ダンジョンです。洞窟を抜けて「ロンダルキアのほこら」までたどり着けば一息つけますが、手前のフィールドもやはり強敵の巣窟で、いつまでも気が抜けません。
最後の「ハーゴンの神殿」へ入ればあとはラスボスを倒すのみ……とはいかず、中ボスのアトラス・バズズ・ベリアルがお出迎え。強すぎる前座を倒してようやく相まみえたラスボスはというと、ステータスがほぼ最高値のうえに2回行動、しかもたまに「ベホマ」で完全回復する鬼設定です。昔のRPGは容赦しない。
それでも「クリア後に聞く『この道わが旅』は感無量の一言」と、てつよさん。「少々マゾいことを書きましたが、心の底から面白く楽しく本当に大好きなゲームで、私のゲーマー人生はココからスタートしたようなモノです」と締めくくっています。
編集部がくわしい話を聞いたところ、同作はてつよさんの「初ドラクエ」にして、シリーズで一番好きな作品とのこと。ゲームシステム的にちょっと困ることが多いくらいが、時間のあった子どものころにはマッチして、いい思い出になっているのではないかと語っています。ちなみに次に好きなのは「ドラクエIII」で、「ゲームバランスとシナリオはこちらが至高」だそうです。
なお、「ドラクエII」は後年のリメイク版で難易度が緩和されているので、てつよさんが語る魅力に触れるならばファミコン版か、Wii向けに発売されていた「I・II・III」セットの復刻版を探すべきでしょう。ファミコン版は続きを遊ぶたびに、最大52文字の「ふっかつのじゅもん」(パスワード)を間違えずに打ち込む苦労もありますけどね。
(沓澤真二)
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