「彼氏が電子レンジを爆殺した」 クロワッサンをアルミホイルでレンチンしたら大惨事に

彼氏「行けると思った」

» 2017年12月06日 15時50分 公開
[福田瑠千代ねとらぼ]

 電子レンジでアルミホイルを加熱すると火花が出るので要注意――というのは、玉子をレンチンすると爆発の恐れがあるのと同じくらい周知されていますが、そんなこととはつゆ知らず、うっかり電子レンジのガラスを粉々にしてしまったツイートが話題です。

「彼氏が電子レンジを爆殺した」 クロワッサンをアルミホイルでレンチンしたら大惨事に ぎゃあああああ 画像提供:あやせ(@furafura1010)さん

 投稿したのはTwitterユーザーのあやせさん。といっても粉々に粉砕したのはあやせさん自身ではなく、その彼氏さんです。あやせさんが以前、「クロワッサンは電子レンジで少し温めてからオーブン機能で温めるとおいしくなる」と教えたことから、彼氏さんがクロワッサンにアルミホイルを巻き、電子レンジに投入してしまったとのこと。結果、購入1年弱のまだ新しかった電子レンジが「爆殺」されてしまうことに。見た目の凄惨さのわりに、ガラスが割れた際に爆発音などはなく、「ジジジジジ」という異音があっただけとのこと。


 もちろんクロワッサンに罪はなく、問題となったのはアルミホイルの方。電子レンジの取扱説明書を見ると、魚の解凍など低出力の設定で使用するときや、オーブン機能の使用時などにアルミホイルが使用可能な場合はあるものの、いずれの場合も取り扱いには注意が必要と書かれているのが通例です。特にアルミ部分がレンジの壁面やガラス面に触れると、ガラスが割れやすくなるので危険。使用前には説明書きの熟読が必須です。

「彼氏がレンジを爆殺した」 クロワッサンをアルミホイルでレンチンしたら大惨事に 電子レンジの取扱説明書(東芝製「ER-R16E5」

 ねとらぼ編集部がこの現象について家電メーカーに問い合わせたところ、「取扱説明書にも書いてあると思いますが、一般的にアルミホイルや金属容器などは電子レンジで加熱すると火花が出たり破裂するおそれがあります。ケガややけどにつながる可能性がありますので、十分注意してください」とのことでした。

 ツイッターで寄せられた「彼氏はなぜアルミホイルを巻いてしまったのか?」という質問に対し、あやせさんは「たぶんなんの意味もないんですよね サランラップ巻いた気分でアルミ巻いたんですよね」とあきれ気味。火災につながる恐れもあったため、今後は気を付けるようにときつく言って聞かせたそうです。


 見るも無残な姿になってしまった電子レンジ。あやせさんがメーカーに問い合わせると、ガラス板の取替にかかる費用が1万2000円程度かかる上、修理可否の確認にも費用がかかるとの説明が。思い切って新品を買い直すことに決めたところ、彼氏さんが約3万円で素直に買ってくれたとのことです。さすがに反省したのかな……。

 ツイートにはたくさんの反応が寄せられ、あやせさんを励ますツイートや、自分も同じようにガラスを割った過去がある、という報告もいくつか投稿されていました。今回の一件で彼氏さんも電子レンジの注意点は把握したようですが、あやせさんは「次は洗濯機や冷蔵庫壊されないように自衛あるのみ」と、まだ信頼回復には至っていないようでした。

「彼氏がレンジを爆殺した」 クロワッサンをアルミホイルでレンチンしたら大惨事に 金属を電子レンジに入れてしまうと内部でマイクロ波が反射し故障の原因に(YouTubeより
「彼氏がレンジを爆殺した」 クロワッサンをアルミホイルでレンチンしたら大惨事に スプーン、フォーク、金属の付いた食器もNG
「彼氏がレンジを爆殺した」 クロワッサンをアルミホイルでレンチンしたら大惨事に アルミホイルはくしゃくしゃになっていると火花が出やすくなる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  2. 「驚愕の修理代」の金額明かす お見送り芸人しんいち、約2000万円の愛車が故障で「終わった」「お金がないです」
  3. プロ警鐘「エアコン、夏が終わったらコレやらないと……」が530万再生 水漏れや“内部のスライム化”を防ぐコツが目からウロコ
  4. “医療ミス”で両頬に大きな火傷 「鏡見るたび涙が止まらない」フォロワー24万人のモデルが悲痛の声 「周りの目が怖い」
  5. スーパーで買ったニンニクを土に植えると…… ぼこぼこ増える驚きの簡単栽培に「たくさん出来て最高」「植えてみよう」
  6. 「これは合格出せない」 リンガーハットがジョブチューン挑戦→“まさかの不合格メニュー2品”に騒然
  7. 「全く動けません」清水良太郎がフェスで救急搬送 事故動画で原因が明らかに「独りパイルドライバー」「これは本当に危ない!!」
  8. 「本当に56歳…?」 “王騎”大沢たかお、“腕と足の太さがほぼ同じ”の圧倒的肉体を披露 「かっこよすぎる」
  9. モグラに似てる“ヤベぇ虫”を、2カ月育ててみたら…… 感動の展開に「これはマジで凄い」「学術発表レベル」
  10. カインズの「撒くだけで防草できる砂」本当かどうか検証してみたら…… 驚きの結果に「魔法のような砂、買いに行きます!」「これさえあれば」
先月の総合アクセスTOP10
  1. “緑の枝付きどんぐり”をうっかり持ち帰ると、ある日…… とんでもない目にあう前に注意「危ないところだった」
  2. 「しまむら」に行った58歳父→買ってきたTシャツが“まさかのデザイン”で3万いいね! 「同じ年だから気持ちわかる」「欲しい!」
  3. 友人に「100円でもいらない」と酷評されたビーズ作家、再会して言われたのは…… 批判を糧にした作品が「もはや芸術品」と490万再生
  4. 高校3年生で出会った2人が、15年後…… 世界中が感動した姿に「泣いてしまった」「幸せを分けてくださりありがとう」【タイ】
  5. 「ま、まじか!!」 68歳島田紳助、驚きの最新姿 上地雄輔が2ショット公開 「確実に若返ってる」とネット衝撃
  6. 荒れ放題の庭を、3年間ひたすら草刈りし続けたら…… 感動のビフォーアフターに「劇的に変わってる」「素晴らしい」
  7. 食べた桃の種を土に植え、4年育てたら…… 想像を超える成長→果実を大収穫する様子に「感動しました」「素晴らしい記録」
  8. 「天才!」 人気料理研究家による“目玉焼きの作り方”が目からウロコ 今すぐ試したいライフハックに「初めて知りました!」
  9. 「エグいもん売られてた」 ホビーオフに1万1000円で売られていた“まさかの商品”に「めちゃくちゃ欲しい」
  10. 義母「お米を送りました」→思わず二度見な“手紙”に11万いいね 「憧れる」「こういう大人になりたい」と感嘆の声