漫画の海賊サイトの闇を体操のお兄さんが解説する漫画、共感集まる 「出版不況だからこそ野放しにしてはいけない」
pixivコミックで人気の『うらみちお兄さん』の久世岳さんがTwitterで公開。
漫画を違法アップロードしている海賊サイトについて、ある漫画家が「出版不況の時代だからこそ野放しにし続けてはいけない問題」とTwitterに投稿した4ページ漫画が大きな反響を呼んでいます。
描いたのは、Web漫画媒体「pixivコミック」で『うらみちお兄さん』を連載している久世岳さん。同作は教育番組で体操のお兄さんが腹黒い本音をちらつかせるブラックジョークの利いた漫画で、「次にくるマンガ大賞」第3回Webマンガ部門で1位に選ばれました(関連記事)。
話題の4ページ漫画ではその体操のお兄さんが子どもたちに、海賊サイトの闇について子ども番組のテンションで説明していきます。
冒頭では、違法サイトの利用者が増えてしまうのを避けるため、その存在に触れずだんまりを決め込む風潮に対し、「違法サイトの違法性とは何たるかを理解してから 新たに利用を始めるなんて人は遅かれ早かれどうせ利用するよ」「そもそも論点はそこじゃない」と主張します。
有料の漫画が無料で読めるサイトがあることを子どもたちに伝えると、「夢みたいだね」「みんなたのしいね」と好反応が。「でも全部の漫画が勝手にタダで配られちゃったら 漫画を作ってお金を稼いで生きている漫画家や出版社の人達、本屋さんはどうなっちゃうかな?」と問いかけると、「お金がもらえなくなる」「お仕事がなくなる」と深刻そうに答えます。よい子のみんな、賢い。
それでもサイトの管理人が違法アップロードをやめない理由についてお兄さんは、「楽してお金稼ぎできるからに決まっているよね」と冷徹な目で説明。「その人達の言い分はこうだよ」とパペット人形を取り出し、「日本じゃ違法になる行為も、日本の法律の手の届かないところでやればセーフセーフ!」「ヤッホ〜〜〜!! お金稼ぐって楽勝!!」と管理人の下心を代弁させると、パペットを床へ強く投げつけます。
「お仕事ってどんなことでも面倒臭いし大変だし疲れるし」「身体中痛くなるし 精神も割りと簡単に病むし」「だからこそ 次の世代の君達に… 軽視してほしくない」と、漫画が苦心して作られていることを呼び掛けるお兄さんなのでした。
この漫画は1月4日に投稿されるや、共感と危機感をもって12万回以上リツイートされるなど大きな話題に。「このままいくと漫画家居なくなりますね」「漫画書くのにはお金がかかるのを理解するべきです、好きな作品の続きが読めなくなったら…とか考えるべき、つらいでしょ」と、海賊サイトで無料で読み続けることが回り回って漫画文化の衰退を招くとの意見が多く寄せられています。
なお最後のコマでは「お店で売っているものをタダで撒き散らすことも それを利用することも、普通に考えてド★違法だよ!」と締めくくられていますが、厳密に言うと、現行法において違法にアップロードされた漫画は、サイト上で閲覧すること、私的使用でダウンロードすることは、適法の範囲内とされています。
しかし違法にならないからといって海賊サイトで漫画を閲覧し続けることは、今回の漫画で示唆されているように、好きな作品が読めなくなる最悪の事態を招いてしまいます。海賊サイトを使わない、という選択を取れるそのモラルこそが、漫画文化を守っていく――そのことを強く意識して、うらみちお兄さんの呼びかけを大切にしたいです。
(黒木貴啓)
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違法動画の流出元は「調査中」とのこと。
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