空を晴らすため、てるてる坊主が大雨の中を役所巡り 必死な姿を描く漫画がせつない

たらい回しにされるてるてる坊主。

» 2018年01月21日 21時00分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 クリエイターのキューライス(@Qrais_Usagi)さんがTwitterで公開した、12コマ漫画「チャー子とてるてる坊主」が話題に。てるてる坊主が空を晴らすため奮闘する姿に、「せつない」「涙なしには読めない」の声が寄せられています。


26-1 人は「明日天気に」と、簡単に言うけれど……

 ピクニックに行く前夜に大雨が降り、主人公のチャー子は浮かない様子。ティッシュでてるてる坊主を作り、雨が止むのを願います。するとてるてる坊主は夜空に飛び立ち、役所に「明日は天気にしたい」と申請。そういうシステムだったの?


26-2 案外事務的なシステムだった

 書類はそう簡単に受理してはもらえず、天気課から天候局、降雨局へとたらい回しにされるてるてる坊主。それでもがんばって何度も書類を提出したおかげで、次の朝はいいお天気になりました。しかし、大雨の中を駆けずり回ったてるてる坊主は、ぬれてくしゃくしゃになってしまうのでした。これは確かにせつねえ……。


26-3 快晴を喜ぶチャー子。でも、少しはてるてる坊主のことも気にかけてあげて……

 同作は、キューライスさんが2015年から自身のブログ「キューライス記」で公開している、「チャー子」シリーズの1つ。「世界一残念なおちゃっぴー(※)」がコンセプトのチャー子が、自由奔放にふるまう様を描いています。ときにはワガママで暴力的な彼女と、奇妙な仲間たちが織りなす独特の世界観がクセになりそうです。

※おしゃべりで、ちゃめっ気たっぷりに目立ちたがる女の子(参考:明鏡国語辞典)

チャー子第1話「チャー子と穴おじさん」


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1-3 晴れていい気持ちだからと石を投げ、穴の中のおじさんを痛めつけてしまうチャー子。第1話から飛ばしまくり

チャー子第12話「チャー子とお魚」


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12-3 キューライスさん自身、「描いた自分が言うのもあれだけど、チャー子が怖いです…」とツイートするほど、制御不能すぎるチャー子さん

チャー子第25話「チャー子とフレンチトースト」


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25-3 裏切られてもどこまでもチャー子思いなフレンチトーストさん。涙なしには読めません

画像提供:キューライス(@Qrais_Usagi)さん

(沓澤真二)


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