コラム
» 2018年01月25日 12時00分 公開

北海道の「中華まんじゅう」が何か変! 三日月形で、どら焼きっぽい?

1月25日は「中華まんじゅうの日」。

[日本気象協会 tenki.jp(http://www.tenki.jp/)]
Tenki.jp
北海道の中華まんじゅうは湯気も出ないし、皮も白くない……

 1月25日は「中華まんじゅうの日」です。中華まんじゅうといえば、ひき肉が白い皮に包まれていて、湯気がホカホカ〜。コンビニのレジ前にもある、いわゆる「肉まん」ですね。

 でも、北海道で「中華まんじゅう」といえば、どら焼きのような皮の中に、小豆のあんこが入っていて、三日月形で、温かくない和菓子……? 何か変だぞ、北海道の中華まんじゅう。

まんじゅうなのに、なぜ三日月形? 中華なのに、なぜ和菓子?

 普通、中華まんじゅうといえば、ひき肉が白い皮に包まれたホカホカの丸いまんじゅうを思い浮かべます。ところが、北海道で中華まんじゅうといえば、白い皮のホカホカまんじゅうではなく、どら焼きのような皮で小豆の餡を包んでいる、三日月形の和菓子のことを指します。

 北海道の中華まんじゅうは、名前に「中華」とついているのに、和菓子屋で売っています。皮はどら焼きと同じく、小麦粉と卵と砂糖。これをどら焼きのように鉄板で焼いて、中に小豆餡を詰めて、半分に折って仕上げます。

 どら焼きの皮はわりとふっくらとした仕上がりになりますが、中華まんじゅうの皮はそれほどふんわりはしておらず、皮は薄めで、どちらかといえば、しっとりした食感です。

別名「葬式まんじゅう」 昭和生まれには懐かしい

(参考:札幌餅の美好屋

 北海道に住む昭和生まれの人なら、中華まんじゅうというと「葬式でよくもらったなあ」と懐かしく思うかもしれません。

 最近はあまり見かけなくなりましたが、中華まんじゅうは、普段のおやつで食べたり、贈答品としてやりとりされるものではなく、主に、長方形の化粧箱にきれいに詰められて、お葬式や法事の引き出物として利用されるほうが多い和菓子です。

 普通、葬式まんじゅうといえば、白と黄緑色または黄色がペアになった丸いまんじゅうや、白い小判型のまんじゅうに焼印が押されたものなどを思い浮かべますが、北海道では、どら焼き風のバナナ形。そしてこれをなぜか「中華まんじゅう」とよぶのです。

由来は「中花まんじゅう」 でも、細長いのになぜ「まんじゅう」なのかは謎のまま

(参考:函館千秋庵総本家

 和菓子の世界では、どら焼きの皮のように、小麦粉と砂糖と卵を使ったものを「中花種」とよびます。原料はスポンジケーキと同じですが、ケーキのように白身を泡立てたりオーブンで焼いたりするのと違い、平らな鉄板の上で焼くと、あの和菓子の独特な風味と食感になります。

 この皮を使ったものなので、「中花まんじゅう」とよばれ、それが「中華まんじゅう」となったのではという説があります。実際に、あの三日月形を「中花まんじゅう」とよぶ地方もあります。

 丸くないのになぜ「まんじゅう」とよぶのかは謎のままですが、中国の「中華」が由来ではないようです。<参考:北海道人「中華まんじゅうのフシギを訪ねて」

 北海道では「中華まんじゅう」といえば、三日月形の葬式まんじゅうのことを指します。一方、白い皮のホカホカの肉まん・あんまんには「中華」という言葉を用いず、単に「肉まん」「あんまん」とよんでいます。日本式のお葬式の引き出物が中華という名の和菓子……。北海道以外の人にとっては、ちょっとややこしいかもしれませんね。

関連リンク

Copyright (C) 日本気象協会 All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10

先月の総合アクセスTOP10

  1. 田中将大、石川佳純ら卓球女子との集合ショットに反響 「夢の共演」「どちらから声を掛けたのか気になる」
  2. 田中将大の五輪オフショット集、最後は柔道・阿部詩との2ショットでシメ! “モテ男”の期待裏切らず「美女好きですね〜」
  3. 「マジで恥ずかしいです」 中川翔子、数年ぶりの“水着披露”に恥じらいつつもマネジャー大絶賛「スタイルめっちゃいいすね!」
  4. 里田まい、楽天ユニフォーム姿の長男に「違う、そうじゃない」 父・田中将大選手そっちのけの推し愛にツッコミの嵐
  5. 野々村真、動画で退院を報告 やつれた姿に衝撃広まる「コロナがより怖くなった」「ガリガリで衝撃を受けたわ」
  6. 「薬を問われ、アル中だと言われ」 西山茉希、“うわさ”ささやかれる痩せ体形に「懸命なもんでご了承願います」
  7. 柴犬「メシ、よこさんかーい!!(激怒)」 ごはんを忘れた飼い主に皿をぶん投げる柴犬、荒ぶる姿に「爆笑した」
  8. レイザーラモンRG、コロナ療養で“10キロ減”を告白 「顔が変わっちゃいました」とやつれた姿で復帰報告
  9. 海外記者「最高のコンビニアイスを発見した」 森永チョコモナカジャンボ、ついに世界に見つかってしまう
  10. 「ついついキレイな部分ばかり載せたくなりますが」 小倉優子が公開したインスタの“現実”に「勝手に親近感が」「共感しかない」